平成九年十一月八日に、NHK教育テレビの
「こころの時代」で放映された「宇宙の命、大峰顕師」 . . . 本文を読む
・「朝日新聞刊「ふらり巡礼」「(昭和31年四国37番岩本寺住職の話)関節炎で歩けなくなり松葉杖で母と遍路に出た15才の少年が37番の近くで野宿していた。この子が明方「はやく来い」「はやく来い」とよばれた気がした。みるとお大師様のような人が手招きしておられる。さっと飛び起きて走っていったがあまりにありがたいので駆け戻り母を揺り動かして「はやくいこう」とせがんだ。母が眼を覚ましてみると少年は杖なしで . . . 本文を読む
因縁
・人々の苦しみには原因があり、人々のさとりには道があるように、すべてのものは、みな縁によって生まれ、縁によって滅びる。
雨の降るのも、風の吹くのも、葉の散るのも、すべては縁によって生まれ、縁によって滅びるのである。
この身は父母を縁として生まれ、食物によって維持され、またこの心も経験と知識とによってそだったものである。
だからこの身もこの心も、縁によって成り立ち、縁によって変わるとい . . . 本文を読む
最近女難のニュースが世間を賑わわせています。昔も女難の話はありました。レベルは違いますが・・・。
「婆子焼庵」という有名な公案があります。
『聯燈會要』に「昔有婆子。供養一庵主。經二十年。常令一二八女子。送飯給侍。一日令女子。抱定云。正恁麼時如何。主云。枯木倚寒巖。三冬無暖氣。女子舉似婆。婆云。我二十年。只供養得箇俗漢。遂遣出。燒卻庵。」(昔、婆子あり、一庵主を供養し二十年を経たり。常に一の . . . 本文を読む