華厳経第六章・菩薩明難品は文殊菩薩が他の九人の菩薩たちに次々と我々も常恒疑問に思っている問(なぜ仏の悟りは一なのに人によって受け取り方が違うのか等)を問いかけ、菩薩たちがそれに答える。そして最後に、それらの菩薩たちがそろって文殊菩薩に仏の境地について反問し、文殊菩薩がこれに答えという筋立てです。
大方廣佛華嚴經菩薩明難品第六
爾時文殊師利菩薩、覺首菩薩に問うて言く、「佛子よ、心性は是れ一なるに云 . . . 本文を読む
女性活躍などといわれていますが、華厳経入法界品で善財童子が四十二番目に尋ねるのは閻浮提の摩竭提国・迦毘羅かぴら城の摩耶夫人(仏母)ですがここでは摩耶夫人は大願智現の法門を成じ佛母であるとともに一切如来の母でもあるともされ、
胎内には無数の菩薩が自由自在に游戯されしかも胎内は一切変化なしとされています。
「(華厳経入法界品)爾時菩薩、兜率天より降神下たまえる時、十佛刹微塵等の菩薩と倶なりき。皆な悉く . . . 本文を読む