大師の「辯顕密二経論下」に「心暗きときは即ち遇う所悉く禍なり。眼明らかなるときは即ち途(みち)に触れて皆宝なり。」とあります。理論的には華厳経にも「三界所有、唯是一心」(『華厳経』巻37・十地品)とあり心がすべてを作り出しているのですが、お大師様のこの「心暗きときは即ち遇う所悉く禍なり。眼明らかなるときは即ち途(みち)に触れて皆宝なり。」ということばにはさらに生々しさが伝わってきます。最近も迷いの . . . 本文を読む
今日はお大師様の日です。今朝はなぜか早く目が覚めて御大師様の恩のありがたさをしみじみと感じました。70年の人生を振り返ると常に伸るか反るか、という剣が峰を渡ってきたことに気が付きますが、其の剣が峰を毎回守っていただき無事今日まで来ることができたのはまさにお大師様のお陰だったのです。高校時代交通事故で空中に放り投げられても無事だったこと、塾も本屋もない過疎地から最難関大学に入学できたこと、苛烈な学園 . . . 本文を読む
今日は瑞泉寺の伝統行事「太子伝会」です。
瑞泉寺の太子伝会は、1710年頃に始まったといわれる、南砺市井波別院瑞泉寺の伝統行事「太子伝会」のこと。掛け軸の絵をもとに聖徳太子の一生を語る絵解きや、聖徳太子二歳像のご開扉などが行われます。 この太子伝会に合わせて開催されるのが「太子伝観光祭」。踊り町流し、模擬店など多彩なイベントが市街地を賑わせるとあります。 . . . 本文を読む