「八海含蔵」で虎関師錬は各宗の要点を以下のようにまとめています。せっかちの現代人にぴったりです。
俱舎宗は法体恒有。 成實宗は麁仮細實。律宗は五篇七聚。法相宗は有空中道。三論は八不中道。華厳宗は三界唯心。天台宗は一心三観。真言宗は六大無碍。佛心宗は直指人心見性成仏。浄土宗は一念十念。
以下全文です。
「八海含蔵」濟北沙門師錬撰
俱舎宗。俱舎宗は倶舎論を以て所依と為す。月支に於いて起こるは仏 . . . 本文を読む
実語教(傳、弘法大師作、寺子屋等で使用。「実語教註慈賢(鎌倉時代の天台座主)」「実語教諺解(覚賢慧空)」等より解説)解説・・・13・父母には朝夕に孝せよ、 師君には昼夜に仕へよ 。(群書拾唾(ぐんしょしゅうだ・明張九韶編)に、「親に仕える、師に仕える、君に仕える、この三つを三事という」。国語晋語の篇に「樂共子がいわく『民は三に於いて生る、之に事ること一の如し、父之を生み、師之を教え、君之を食う』」 . . . 本文を読む