福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

上宮太子廟参拝記文(弘法大師)

2020-11-04 | お大師様のお言葉
「上宮太子廟参拝記文 嵯峨天皇の御宇、弘仁元年河内の国の聖所に於いて道場を建立し、籠居の處を卜する之間、上宮聖王の御廟に参詣する事一百箇日也。第九十六日の夜半一霊建有。御廟洞之内に微妙の小音有りて大般若理趣分を誦す。音に応じて光明在り。爰に空海祈念すらく、この妙事誰人の所為ぞや。願わくは我に示せと。所願に応じて廟窟の前に一の光明輪あり。美妙の音有りて唱えて言はく、我は是れ救世大悲の垂迹なり。我昔安 . . . 本文を読む
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今朝一週間ぶりくらいに未明に起きて道路掃除に

2020-11-04 | 諸経
今朝一週間ぶりくらいに未明に起きて道路掃除に出かけました。 庭に出ると十五夜を少し過ぎた月齢 18日のお月様が煌々と中天に掛かっていました。この間までは東の空を煌々と照らしていた明星はいまの季節は見えません。天頂には秋の四辺形がうっすらとみえます。それでもあかあかとお月様に照らされるだけでなぜか山寺の幼い日々に帰れるような感じがして嬉しくなります。朝起きは三文の得とはよく言ったものです。このお月 . . . 本文を読む
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実語教解説・・16

2020-11-04 | 頂いた現実の霊験
実語教(傳、弘法大師作、寺子屋等で使用。「実語教註慈賢(鎌倉時代の天台座主)」「実語教諺解(覚賢慧空)」等より解説)解説・・・16・三学の友に交はらずんば 、何ぞ七覚の林に遊ばむ。(三学とは戒定慧、七覚とは念覚・択法覚・精進覚・喜覚・軽安覚・定覚・捨覚。)・四等の船に乗らずんば 、誰れか八苦の海をわたらむ。 (慈悲喜捨の平等の大船に乗らずば誰か八苦の生死海を渡らんの意味。華厳経・四十二章経には四無 . . . 本文を読む
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