(親鸞聖人は磯長叡福寺の聖徳太子廟で太子から「我が三尊は塵沙界を化す。日域は大乗相応の地なり。諦らかに聴け、諦らかに聴け、我れ教令す。汝が命根は、まさに十余歳なるべし。命終わりて速やかに清浄土に入らん。善く信ぜよ、善く信ぜよ、真の菩薩を」という夢告をうけます)『我三尊は塵沙界を化す』塵沙界とは塵や沙の舞うようなたくさんの世界ということ、お経の中には印度の恒河の河の砂の数ほどの世界があると説いてあり . . . 本文を読む
実語教(傳、弘法大師作、寺子屋等で使用。「実語教註慈賢(鎌倉時代の天台座主)」「実語教諺解(覚賢慧空)」等より解説)解説・・・25・夫れ習ひがたく忘れやすきは 音声の浮才。また学び易く忘れがたきは 、書筆の博芸なり。(音声とは節のある経文等のこと。書筆の博芸とは物を書く道、博芸とは博学のこと。声明について声の品を明かさば、音響きあって妻戸を押し開くようならば福聚官途自在なり、或いは音はただ神の如く . . . 本文を読む