「十善が本になって六波羅蜜(壇・戒・忍・進・禅・智)、四念処、四正勤、四如意足、五根、五力、七覚支、八正道等も行ずることができる。なおすすみては仏の十力、四無為等の仏の万徳を円満することができる。・・今の人は結果があって原因がなく、原因があって結果がなくても何とも思はぬが仏教では原因あれば必ず結果あり、結果あれば必ず原因があるというのである。・・」釈雲照師「十善業道経講義」 . . . 本文を読む
「十善が本になって六波羅蜜(壇・戒・忍・進・禅・智)、四念処、四正勤、四如意足、五根、五力、七覚支、八正道等も行ずることができる。なおすすみては仏の十力、四無為等の仏の万徳を円満することができる。・・今の人は結果があって原因がなく、原因があって結果がなくても何とも思はぬが仏教では原因あれば必ず結果あり、結果あれば必ず原因があるというのである。・・」釈雲照師「十善業道経講義」 . . . 本文を読む
涅槃経には「法を護るためには武装することを許す。これは破戒とはならない」とあります。大般涅槃経・金剛身品第五「護法の優婆塞等、刀杖を執りて是の如きの持法比丘を擁護すべし。・・五戒を受けざるも為に正法を護る者は乃ち大乗と名く。正法を護る者、まさに刀剣器杖を執持して法師を侍衛すべし。・・若し諸の国主・大臣・長者・優婆塞等、護法の為の故に刀杖を持すると雖も、我説きてこれ等を名けて持戒となす。・・」 . . . 本文を読む
「宗教が人間の性格に実らせるふくよかな果実をあらわす集合名詞は聖徳(Saintliness)という言葉である。聖なる人間とは霊的な感情をいつでも人格的エネルギーの中心としているような人のことである。(W・Rイング博士は『キリスト教的神秘主義に関する講演』の中で次のように言う。「すぐれた聖徳を備えた人々が我々に語る言葉の内容が互いに非常に似ていることに諸君は気付かれるであろう。彼らは我々に向かって異 . . . 本文を読む