「二十三日は勢至菩薩・不空羂索観世音菩薩・八幡大菩薩・住吉大明神・思兼と手力雄の日。
・勢至菩薩(「三十日秘仏」。密教辞典には「得大勢、大勢至、世志。観音とともに阿弥陀仏の脇侍とするのは、観無量寿経に「智慧の光を以て普く一切を照らし三途を離れ無上の力を得る」と説き、観音の慈悲に対して智慧の立場から救済するため」とする。曼荼羅図典でも「胎蔵曼荼羅でも蓮華部院(観音院)にあり、左手に未敷蓮華、右手は . . . 本文を読む
日本紀略 / 長徳元年(995)七月廿三日丁卯条「廿三日丁卯 ・・今年四月より五月に至り 疾疫殊に盛んなり 七月に至って頗る散ず 納言以上の薨ずる者二人、 四位七人、 五位五十四人、 六位以下僧侶等はあげて計ふべからず 但し下人に及ばず」天皇は一条天皇。天然痘の流行で正暦から長徳に改元したが改元の効なく、天然痘の流行は朝廷上層部へ及び,この結果藤原道長がライバルの死去等で台頭することとなった。人間 . . . 本文を読む
大毘盧遮那成仏神変加持経大唐天竺三藏善無畏共沙門一行譯入眞言門住心品第一「如是我聞。一時薄伽梵。如來加持廣大金剛法界宮に住し給う。一切持金剛者、皆な悉く集會せり。如來の信解遊戲神變の生ずる大樓閣寶王は高くして中邊無し。諸の大妙寶王を以て種種に間飾せり。菩薩の身を以て師子座となす。其の金剛を名ずけて虚空無垢執金剛・虚空遊歩執金剛・虚空生執金剛・被雜色衣執金剛・善行歩執金剛・住一切法平等執金剛・哀愍無 . . . 本文を読む
真言安心和讃 帰命頂礼大日尊 八葉四重の円壇は 一切如来の秘要にて 衆生心地の曼荼(まんだ)なり 十方浄土の諸聖衆は 大日普門の万徳を 開きて示しし尊なれば 密厳国土の外ならず 青龍阿闍梨の教戒に 菩提を得るは易けれど 真言秘密に逢うことの 得がたきなりと演給う 二仏出世の中間に 果報つたなく生まるれど . . . 本文を読む
今日23日と明日24日 鎌倉建長寺に於いて、開山、蘭渓道隆(大覚禅師)の御命日法要が行われます。 ウキペヂアによると・・蘭渓道隆は建保元年(1213年) - 弘安元年7月24日(1278年8月13日))。1246年(寛元4年)33歳のとき、渡宋した泉涌寺の僧月翁智鏡との縁により、弟子とともに来日。筑前円覚寺・京都泉涌寺の来迎院・鎌倉寿福寺などに寓居。宋風の本格的な臨済宗を広める。また執権北条時頼の . . . 本文を読む