福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

天地霊気記その4

2013-09-06 | 諸経
側聞く、本よりこのかた、二界の遍照如来、幽契をなして一女三男を所産(あれます)。一女は天照皇太神、地神の始。玉霊の霊鏡大日霊貴(おほひるめのむち)は端厳美麗に坐す。下転神変して向下随順す。このときに御気都神(みけつかみ)伊弉諾、尸棄光明天女 伊弉冉、同会中に交わりて上下の法性を立て、下下來來したまふ。

光明大梵天王 伊弉諾、尸棄大梵天王 伊弉冉 一体無二誓願合掌して上に在すときは功徳無上なり。下になりたまふときは功徳無等等なり。神宝日出之時、大神預結幽契して永く天下を治めみとこのりして、まことに或は日となり、或は月となり、永く大空に懸けて落ちず。一四天下と無量の梵摩尼殿とを照らしたまひて以降、正覚正智に達して真如の智を成じて三界を建立す。ときに清陽者(みあきらかなるもの)を以て天となし、重く濁れるものを地(くに)とす。和やかに曜く一二(あめつちと)定めてのち、天を以て神となし、地を以て仁となす。・・
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