弁顕密二教論
「総持門は喩へば醍醐の如し。醍醐の味は乳・酪・蘇の中に微妙第一にしてよく諸病を除き、諸々の有情をして身心安楽ならしむ。総持門は契経等の中に最も第一たり。よく重罪を除きもろもろの衆生をして生死を解脱し速やかに涅槃安楽の法身を證せしむ。
(密教は教えの中で第一のものでよく重病・重罪を除き衆生をして生死の迷いから解脱せしめてすみやかに涅槃安楽の本来の境界を取得せしむる)。」
「総持門は喩へば醍醐の如し。醍醐の味は乳・酪・蘇の中に微妙第一にしてよく諸病を除き、諸々の有情をして身心安楽ならしむ。総持門は契経等の中に最も第一たり。よく重罪を除きもろもろの衆生をして生死を解脱し速やかに涅槃安楽の法身を證せしむ。
(密教は教えの中で第一のものでよく重病・重罪を除き衆生をして生死の迷いから解脱せしめてすみやかに涅槃安楽の本来の境界を取得せしむる)。」