福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

御岳山の噴火

2014-09-27 | 法話
御岳山が噴火して遭難者も出そうな気配です。心配です。御岳山には御岳神社があり、神社のホームページによると、「御祭神は 国常立尊(くにとこたちのみこと、天地の大元霊)大己貴命(おおなむちのみこと、子宝、縁結、福徳の大 神)少彦名命(すくなひこなのみこと、智恵・才能・長寿・除病・禁厭を司る霊妙神)とあります。そして「木曽御嶽山頂上奥社は大宝2年(702年)信濃国司高根道基が創建した・・・室町時代中期・神沢杜口の随筆『翁草』には『御山禅定は百日精進せずしては上り得ず、其間は行場に入りて修行をなす、昼夜光明真言を誦し、水垢離をとるなり。・・』と記載されていて、山頂の御嶽神社奥社登拝に当たり麓で75日または100日精進潔斎の厳しい修行が必要とされ、この厳しい修行を行ったものだけに年1回の登拝が許されていた。」等とかかれています。
古来「日本の山」はというより「日本の自然」は信仰の対象として、行をする場であったのです。それがいつのまにかレジャーの場に成り下がってしまいました。そして事故を繰り返すようになったのです。すくなくとも山や海にでかけるときは事前に寺社仏閣にお参りして出かけるべきでしょう。

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