お大師様は「秘蔵宝鑰・中」で「増劫の日は人皆十善を思い、減劫の年は家に十悪を好む」と書いておられます。」(減劫とは刀兵災・疾疫災・飢饉災の小の三災により人間の寿命が百年に一歳ずつ減少して、八万歳より十歳に至る期間を減劫という。 )
まさに侵略戦争・異常気候・大地震・大火災等に責め苛まれている現在が減劫の真っ最中と思われます。
これで望みがないのかというとしかし望みはあるとして更にそのあとに「・・時は濁濫なりといえども、なんぞその人(持戒清浄の人)なからむ。・・大盈はむなしきがごとし。玄徳玄同なり。聖にあらずんば誰か知らむ。・・」として濁世にも隠れたる聖者がいてわかる人には分かるとされています。
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