福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

神・儒・仏・道・基一体論

2016-03-27 | 法話
神儒仏道基一体論

1、儒仏道は一体であること。
大師は三教指帰で「儒童,迦葉はならびにこれわが朋なり」(仏は迦葉を遣わして老子とし、儒童()を遣わして孔子として教化せしめた。とおっしゃっています。(注、儒童とは、雪山童子のこと。『涅槃経』 に説かれる釈尊の前生。身投げして帝釈天から、「諸行無常、是消滅法、消滅滅已、寂滅為楽」 を聞いた。)

2、神仏は一体であること。
大師は嵯峨天皇と密教と神道の印信を交換され両部神道を始められていることから神仏は一体とされていました。またこれは大師の著とされる「天地麗気記」「中臣祓訓解」等にとくところの神仏一体論からも当然いえることです。

3、佛基も一体であること。
また豊山派管長・大正大学学長をつとめた権田雷斧師はキリストは胎蔵曼陀羅の外金剛部におられるとされています。(そもそも胎蔵曼荼羅にある佛眼佛母は諸仏発生の仏とされるところですから、この佛眼尊からキリスト等の「一切の衆生済度する『存在』」が発生していると考えてもまったく不自然ではありません)。
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