瞋恚は親兄弟の間を害したり親族朋友の不和をきたしたり、広くは天下国家の擾乱を醸すようなことがある。されば仏は「瞋恚の火は功徳の林を焼きつくす」とある。瞋恚の反対は慈悲忍辱である。六波羅蜜のなか、第三が堪波羅密(不瞋恚・忍辱波羅蜜)である。・・・仏法の堪忍は深く因果の法を知って・・・、人間は父母の恩、社会の恩(国王の恩)衆生の恩の三宝の恩によって生息しておるのであるからこの体は己限りの無駄なことに働かさず、父母のため、社会公共のためにあらんかぎり働かせねばと思い、その通りにすれば如何なる堪忍もできるはずである。(自分に大きな望みがないから少しの事で傷つけられたと思い怒りが出る、ということはよく経験することです)
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