福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

慈雲尊者生誕300年第五回記念講演会に行ってきました

2018-05-13 | おすすめ情報
慈雲尊者生誕300年第五回記念講演会(於学士会館)に行ってきました。これは慈雲尊者奉賛会(事務局法楽寺)が主催されているもので大変意義深いものでした。70名弱の慈雲尊者を崇敬する真俗の方々が遠近から参集され熱気あふれるものでした。法楽寺ご住職小松庸祐猊下のごあいさつの後筑波大教授秋山学氏の「晩年の慈雲尊者、律から密へ」と題した講演はなかなかむつかしく半分くらいしか理解できませんでしたが、22年の筑波大の「慈雲尊者と悉曇学」を開催された方で、このとき当方も尊者の資料を拝させていただき感激して以来の御縁でした。配布資料はなかなか参考になるものが多く観智儀軌の解説、普賢行願(五悔)の和訳、高貴寺勤行規則などは非常にありがたいものでした。
6月15日には慈雲尊者の足跡を尋ねるツアー、
7月27日には法楽寺に於いて慈雲尊者300年記念法要
が予定されているようです。
(奉賛会に入会し)法楽寺に申し込めば参加できるようです。

帰りにはなぜか靖国神社参拝を、と思い、雨の中参拝してきました。五月の社頭掲示は、宮井倞一命の遺言書でこの方は24歳で中国牡丹江にて20年9月24日(終戦後)に戦死されています。遺書です「皇国の為に死するとも軍人の本懐なり 我行かん 靖国社頭の若櫻 七生報國 敵の為に死するとも再度生まれて敵を倒さん 遺言としても自分には心残りは無し 
唯ご両親にこれといふ孝行も致さず先立つ不孝をお許しください
 生母の愛を我天に聞く 昭和20年1月14日 陸軍一等兵 宮井倞一」

くしくも今日は母の日でした。戦陣に散っていった20そこそこの若者とその母の心境はいかばかりでしたでしょうか・・・
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