御大師様の先祖供養についてのお考え・・12
大師の「弟子の僧真体、亡妹七七の斎を設けならびに伝燈料田を奉入するが ための願文」
「・・謹んで天長三年十月八日を以て先人の遺るところの土左の国久満ならびに田村庄、美作佐良庄,但馬の国針谷の田等を永く神護寺の伝法料に奉入す。兼ねて竜象を延いて大日経を演説す。ならびに百味を設けて三宝に奉獻す。伏してねがわくはこの妙業によって焭魂を済抜せん。五智爀日の容を(金剛界の諸尊)顕し、三部坐月の貌を現ぜん(胎蔵界の諸尊が現れる)。本有の荘厳を見、妙覚の理智を証せん。先考一実を如如に契い(悟りの境地にかない)、先妣十力を智智に得ん(仏の十力を体得して覚る)。無明黒暗の郷、妄想顛倒の宅、同じく心佛の光明を照らして共に恵炬の熾炎を焚かん(佛智のたいまつを輝かそう)。」
大師の「弟子の僧真体、亡妹七七の斎を設けならびに伝燈料田を奉入するが ための願文」
「・・謹んで天長三年十月八日を以て先人の遺るところの土左の国久満ならびに田村庄、美作佐良庄,但馬の国針谷の田等を永く神護寺の伝法料に奉入す。兼ねて竜象を延いて大日経を演説す。ならびに百味を設けて三宝に奉獻す。伏してねがわくはこの妙業によって焭魂を済抜せん。五智爀日の容を(金剛界の諸尊)顕し、三部坐月の貌を現ぜん(胎蔵界の諸尊が現れる)。本有の荘厳を見、妙覚の理智を証せん。先考一実を如如に契い(悟りの境地にかない)、先妣十力を智智に得ん(仏の十力を体得して覚る)。無明黒暗の郷、妄想顛倒の宅、同じく心佛の光明を照らして共に恵炬の熾炎を焚かん(佛智のたいまつを輝かそう)。」