巡礼の十徳 (A)
「①三悪道(地獄、餓鬼、畜生)に迷わず
②臨終正念なるべし
③順礼する人の家には諸仏影向あるべし
④六観音の梵字、額にすわるべし
⑤福智円満なるべし
⑥子孫繁栄すべし
⑦一生のあいだ僧供養にあたるなり
⑧補陀落世界に生ず
⑨必ず浄土に往生す
⑩諸願成就するなり」
巡礼の十徳(B)
1.末代の衆生信心あって、一度巡礼すれば、たとえ極悪罪人たりとも、罪業霜のごとく消え、我が観世音の国に住することができる。
2.四重五重の罪人なりとも、一度巡礼すれば、地獄に堕ちることなし。
3.大邪見の家なりとも、巡礼の行者に一夜宿を貸し、食を施した者は、六道の苦患を免れる。
4.穢悪の凡夫なりとも、一度巡礼すれば、仏わが身に添い、影に従って冥加あらしめ、福を授け禍除かる。
5.我慢慳貪の家でも、巡礼の行者に随喜の志あれば、水火夭死の難を救われる。
6.貧賤孤独の身でも、一度巡礼すれば子孫繁栄し、高位高官に昇る。
7.短命無宿の身でも、一度巡礼すれば福壽共に繁栄し、終には仏家に生まれる。
8.不信不実でも、一度巡礼すれば、ついには補陀落世界に往生し、六根の清浄を得られる。
9.難治の重病をうけた者でも、一度巡礼すれば、現世安穏、後生善所に生まれる。
10.汚穢不浄の男女でも、巡礼するものは末世末代までも同行である。
一度は父のため、一度は母のため、一度は自身のため、計三たび巡礼せよ。
影身に添うて保護し、悪事災難は観世音菩薩身代わりとなりて受け、貧者には福を授け、
病者は治癒させ、子なきものには子を授け、短命の者には長寿を授ける。
「①三悪道(地獄、餓鬼、畜生)に迷わず
②臨終正念なるべし
③順礼する人の家には諸仏影向あるべし
④六観音の梵字、額にすわるべし
⑤福智円満なるべし
⑥子孫繁栄すべし
⑦一生のあいだ僧供養にあたるなり
⑧補陀落世界に生ず
⑨必ず浄土に往生す
⑩諸願成就するなり」
巡礼の十徳(B)
1.末代の衆生信心あって、一度巡礼すれば、たとえ極悪罪人たりとも、罪業霜のごとく消え、我が観世音の国に住することができる。
2.四重五重の罪人なりとも、一度巡礼すれば、地獄に堕ちることなし。
3.大邪見の家なりとも、巡礼の行者に一夜宿を貸し、食を施した者は、六道の苦患を免れる。
4.穢悪の凡夫なりとも、一度巡礼すれば、仏わが身に添い、影に従って冥加あらしめ、福を授け禍除かる。
5.我慢慳貪の家でも、巡礼の行者に随喜の志あれば、水火夭死の難を救われる。
6.貧賤孤独の身でも、一度巡礼すれば子孫繁栄し、高位高官に昇る。
7.短命無宿の身でも、一度巡礼すれば福壽共に繁栄し、終には仏家に生まれる。
8.不信不実でも、一度巡礼すれば、ついには補陀落世界に往生し、六根の清浄を得られる。
9.難治の重病をうけた者でも、一度巡礼すれば、現世安穏、後生善所に生まれる。
10.汚穢不浄の男女でも、巡礼するものは末世末代までも同行である。
一度は父のため、一度は母のため、一度は自身のため、計三たび巡礼せよ。
影身に添うて保護し、悪事災難は観世音菩薩身代わりとなりて受け、貧者には福を授け、
病者は治癒させ、子なきものには子を授け、短命の者には長寿を授ける。