福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その88

2010-01-10 | 還暦求聞持成満の記
9月10日
53座は昼に入り16時頃に出ました。前半は家族のことが心配でしたがそれもすぐわすれ徐々に深い行にはいることができました。いままではとかく無難に行を終わらせようという気がすることもあったのですがこの座くらいから今まで自宅で積み上げてきた拝み方、瞑想の仕方、行じ方が生きてくるようになりました。自分本来の味わいかたが出てきているような気になりました。行の中で「全てのほとけさまは衆生を助けてやるぞと毎日獅子奮迅のご活躍をされているのだから凡夫はただ「お願いします」と拝むだけでいいのだ」とおもいました。ご本尊の虚空蔵菩薩様は全ての衆生に宝珠をお授けになってその願いをかなえてやろうとされている。四無量観(「慈」「悲」「喜」「捨」)があるがそのうちの「喜(すべての生きとし生けるものの願いが叶えられますように)」の観が可能になる根拠はここにあるのだと思いました。はじめて壇上にご本尊様がおられる感がしました。
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