福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

印刷博物館で高野山秘宝の展示中です

2011-05-30 | おすすめ情報
飯田橋の印刷博物館では、高野山伝来の書物・版画・版木などの秘宝計７９点（国宝２点、重要文化財３１点含む）を公開中です。またVRシアターでは日本最古の彩色正系曼荼羅である平清盛の血曼荼羅の巨大な復元VRが見られます。印刷博物館情報はこちらです





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テンプレート解説

テンプレートは胎蔵曼荼羅中台八葉院の赤蓮華をあらわしているつもりです。慈雲尊者は「大悲の曼荼羅のゆえに干栗太心、蓮華を以って体とす、故にその色赤し」と両部曼荼羅随聞記でおのべになっています。権田雷斧も「曼荼羅通解」に「八葉は大悲胎蔵のゆえに赤色なるべし」と書いています。また胎蔵曼荼羅の大部分の尊が蓮華に坐し、さらにその上観音様や虚空蔵菩薩様は蓮華を持しておられます。われわれも心臓を有しているように大いなる慈悲心を本来持っている佛であるということをこの赤蓮華で表しているつもりです。　

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