福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「十善法語」その41

2019-10-11 | 十善戒
第八に大抵は平生足たものじゃ。此人界の中は。酒色に敗らるる者は十に五、六有て。飢て死する者は百千人中に一人も希じゃ。患難困苦に死する者は十に一、二有て。放逸懈怠に由て死する者は十に七、八じゃ。まもりさへすれば大方は生涯全きじゃ。不貪欲戒の影は先かうしたことじゃ。畜生は常に食を求むるばかりで。十に八、九は足らぬと云ことじゃ。祇耶多尊者が衆に告て。我過去多生。犬に生を受けしとき。唯両度食に飽たと。佛語に。畜生は飢火常に燃るとあるじゃ。貪欲業道その影かくの如くじゃ。厩に肥る馬あり。鷹鮮肉に飽く類は。前に準じて解せよ。
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