観音経の解説
1、妙法蓮華経 観世音菩薩普門品[第二十五]
爾時無尽意菩薩。則従座起。偏袒右肩。合掌向仏。而作是言。
「観世音菩薩普門品[第二十五]は仏陀が妙法蓮華経妙音菩薩品第二十四を説き終わった爾の時に、無尽意菩薩(無一切諸法の縁起無尽を観じて無上菩提心を起こし、上には無尽の諸仏の功徳を求め下には無尽の衆生を済度する三昧にはいっておられる菩薩で、普賢菩薩の跡を継承される、この意味でこの場にふさわしいとされる)は、即ち座より起(た)ちて、偏(ひとえ)に右の肩を袒(あらわ)にし、合掌し、仏に向かいたてまつりて、是の言(ことば)を作(な)さく。」
世尊。観世音菩薩以何因縁。名観世音。
「世尊、観世音菩薩は何の因縁を以てか観世音と名(なづ)くるや」と。
1、妙法蓮華経 観世音菩薩普門品[第二十五]
爾時無尽意菩薩。則従座起。偏袒右肩。合掌向仏。而作是言。
「観世音菩薩普門品[第二十五]は仏陀が妙法蓮華経妙音菩薩品第二十四を説き終わった爾の時に、無尽意菩薩(無一切諸法の縁起無尽を観じて無上菩提心を起こし、上には無尽の諸仏の功徳を求め下には無尽の衆生を済度する三昧にはいっておられる菩薩で、普賢菩薩の跡を継承される、この意味でこの場にふさわしいとされる)は、即ち座より起(た)ちて、偏(ひとえ)に右の肩を袒(あらわ)にし、合掌し、仏に向かいたてまつりて、是の言(ことば)を作(な)さく。」
世尊。観世音菩薩以何因縁。名観世音。
「世尊、観世音菩薩は何の因縁を以てか観世音と名(なづ)くるや」と。