福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

覚禅鈔に説く経典の止雨の典拠(その3)

2020-07-12 | 諸経

・不空羂索神變眞言經に「若し霖雨あらば左手に薬を塗り、奮怒王の真言を呪して左手を加持し十方に遍擬せば雨則ち晴る。」

・不空羂索神變眞言經に「若し災風瀑雨雷雹霹靂、數數起らば、高峯に廻處し、杖を把り、
風雨雷雹の起處を慈觀し、大慈聲を發し、縛遍印眞言を誦し、杖を旋して之を擬すこと九方周圓十踰膳那せば則ち皆な之止む。」
・諸経要集に云、文殊問経に云「若し天雨止まざれば、空閑処において、火を以て花を焼けば、雨をして即ち止めしむ。」
・毘沙門蔵王軌に云「雨を止めんと欲せば、梧桐子を呪して、龍処あらば、火を中れて焼け云々」

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