第四節
二、道を修める生活にとって大切なことは両極端にとらわれず、常に中道を歩むことである。
すべてのものは生ずることもなく、決まった性質のないものと知って、とらわれず、自分の行っている善にもとらわれず、すべてのものに縛られてはならない。
とらわれないとは握り締めないこと、執着しないことである。道を修めるものは死を恐れず、また生をも願わない。この見方、あの見方とどのような見方のあとも追わないのである。
人が執着の心を起こすとき、たちまち迷いの生活が始まる。だからさとりへの道を歩むものは握り締めず、取らず、とどまらないのがとらわれのない生活である。
二、道を修める生活にとって大切なことは両極端にとらわれず、常に中道を歩むことである。
すべてのものは生ずることもなく、決まった性質のないものと知って、とらわれず、自分の行っている善にもとらわれず、すべてのものに縛られてはならない。
とらわれないとは握り締めないこと、執着しないことである。道を修めるものは死を恐れず、また生をも願わない。この見方、あの見方とどのような見方のあとも追わないのである。
人が執着の心を起こすとき、たちまち迷いの生活が始まる。だからさとりへの道を歩むものは握り締めず、取らず、とどまらないのがとらわれのない生活である。