福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は疫病と旱魃の同時発生により嵯峨天皇が諸国名神社に奉幣された日

2023-07-01 | 法話


日本後紀 ・弘仁三年(812)七月丁巳朔(1日)条
「秋七月丁巳朔 (嵯峨天皇)勅す。 頃者、疫・旱並びて行ず(疫病と旱魃が同時に発生) 生民未だ安からず。此に静言す。 情は切なること納隍なり(堀に入れられているように切ない)。 但し、神明の道は 転禍為福なり 庶(こいねがわ)くは祐助を馮(たのま)ん 此の災禍を除き 宜しく天下の名神()に走幣すべし」

(注)名神とは特に古来より霊験が著しいとされる神に対する称号。
「名神祭式」には、「名神大社」として203社285座、「神名帳」には226社313座が記されているといいます。

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