福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

令和写経の勧め

2019-05-01 | 法話
1、 令和写経の勧め。
今日は令和元年です。さきほど毎日おこなっている写経をしましたが、奥書きに令和元年五月一日と書くとなにか新鮮で末代まで記念になる気がしました。是非今日は写経をお勧めします。筆でなくてもボールペンでもいいと思います。写経をしてとっておくと必ず記念になります。
2、写経の心得
比叡山延暦寺の山田恵諦座主は写経の心がけとして
一、 写経は字を書くのでなく字の佛をつくることであると思うこと。
二、 自分の作った文字の佛から法をきくこと。
三、 自分のつくった文字の佛がその徳を発揮して自分を救ってくださるのみでなくこの文字を見るすべての人々を導き給えと祈念すること。
と書いておられます。

3、写経の次第
  一、室内、衣服を整える。二、身体、手を清浄にする。 三、仏壇があれば点灯点香。四、三禮、読経 五、浄書
  六、祈念、回向 七、三禮

4、書式
 一、書き出しは1行空ける。二、題はかならず一行に。三、一行は17字。四、最終行から1行あけて奥題を書く。五、その後も1行あけて願文、氏名、年月等をうえから3分の一くらいのところから書く。六、最後も一行あける。

5、誤字脱字の扱い
一、誤字は横に訂正の正しいものを書く。二、脱字はそこに点をうちその行の最後にまた点をうち底に正しいものを書く。三、ダブってかいたものはその右肩に点を2つうつ。四、脱行はその行に点を打ち次の行に書く。
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