天皇制とは何かが最近根本から問われています。天皇陛下は日本人の霊性の象徴です。従って皇族も天皇陛下をお助けして日本国民の霊性を高める責務を負っておられます。同時に日本国民は陛下と皇族方の御心にお応えして自らも徳を高めていく義務を負っています。
雲傳神道では「天皇陛下の御心得がそのまま神道である」とまでしています。
「普通の神道家は「神を祀る行事」を神道と心得ているようであるが、我が国の神は、天照大神をはじめ、或いは伊弉諾尊とといひ、或いは高皇産霊尊と称するような方々はみな太古の天皇であって、天皇の道・・・君主そのものの行う処がそのまま神道である。君主が身を治め、心を治め、国を治める道が神道であって・・現在この日本国を治めさせたまふ天皇陛下の御心得がそのまま神道である。幽界のことを司るなどはいはば副業であって、正業ではないのである」(雲傳神道・・和田大円述)