福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

福聚講 今日の言葉 

2012-09-04 | 法話
大法輪平成16年2月号に形山睡峰師の「臨済禅の座禅の仕方」と題する一文がありました。このなかにいい文章がありましたので紹介します。

「修業者はまず深い慈悲心を起こし、自分がすくわれるよりも先に他の苦しみ悩むものを救わずにはおかぬぞとの強い願心をもって臨む必要がある。

決してわが身一人の安心だけを願って修業してはならない。

もし努力しても道が成就せぬというならかならずこの願心が欠けているからなのである。」

仏様をいくらおがんでも願いが叶わぬということを言う方がいますがこの場合もこの慈悲心が欠けているためと思われます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 善き未来へ貢献する意思をも... | トップ | Q,弁天様、毘沙門様、吉祥天... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事