大法輪平成16年2月号に形山睡峰師の「臨済禅の座禅の仕方」と題する一文がありました。このなかにいい文章がありましたので紹介します。
「修業者はまず深い慈悲心を起こし、自分がすくわれるよりも先に他の苦しみ悩むものを救わずにはおかぬぞとの強い願心をもって臨む必要がある。
決してわが身一人の安心だけを願って修業してはならない。
もし努力しても道が成就せぬというならかならずこの願心が欠けているからなのである。」
仏様をいくらおがんでも願いが叶わぬということを言う方がいますがこの場合もこの慈悲心が欠けているためと思われます。
「修業者はまず深い慈悲心を起こし、自分がすくわれるよりも先に他の苦しみ悩むものを救わずにはおかぬぞとの強い願心をもって臨む必要がある。
決してわが身一人の安心だけを願って修業してはならない。
もし努力しても道が成就せぬというならかならずこの願心が欠けているからなのである。」
仏様をいくらおがんでも願いが叶わぬということを言う方がいますがこの場合もこの慈悲心が欠けているためと思われます。