福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は紫宸大極両殿で百人の僧侶が攘災を祈った日

2023-08-18 | 法話

三代実録 ・仁和三年(887)八月十八日己未条
「十八日己未 宿徳名僧百口を紫宸大極両殿に延べて三箇日を限り大般若経を転読す。異を攘災し年穀を祈る也」
天皇は光孝天皇。七月三十日には仁和地震が起こっています。
日本三代実録巻第五十、七月三十日の地震の記録です。
「卅日辛丑、申時、地大震動、経歴数剋震猶不止、天皇出仁寿殿、御紫宸殿南庭、命大蔵省、立七丈幄二、為御在所、諸司倉屋及東西京廬舎、往往顛覆、圧殺者衆、或有失神頓死者、亥時又震三度、五畿内七道諸国、同日大震、官舎多損、海潮漲陸、溺死者不可勝計、其中摂津国尤甚、夜中東西有声、如雷者二・・」この大地震の後はほぼ毎日地震が起こっています。

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