弘始十五年413、4月13日は鳩摩羅什入滅の日です。
以下密教辞典等に依ります。「鳩摩羅什は後秦の人。訳経僧。弘始十五年413、4月13日に70歳で遷化。
父鳩摩羅炎はインドの名門出身で亀茲国の国師となり、母は亀茲国の王妹。
356年 7歳で母と共に出家。その後、カシミールで中阿含・長阿含等の小乗を学ぶ。次いでヤルカンド(莎車)で大乗を学び、竜樹・提婆の中論・百論・十二門論を受持して大小乗に通じた。‥弘始3年401年、国師の礼を以て長安に迎えられ訳経作業に従事。遷化までの12年間、35部・297巻を訳した。魔訶般若波羅蜜多経27巻・妙法蓮華経7巻・阿弥陀経1巻・大智度論100巻・十住毘婆沙論17巻・成実論16巻等の根本経典を訳した。
密教経典では孔雀王呪経・魔訶般若波羅蜜大明呪経があり、般若経典では小品般若経10巻・金剛般若経・仁王般若経2巻等がある。
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