今日長久四年1043六月十四日は小野僧正仁海が干天に大雨を降らせた日です。
三宝院伝法血脈に「仁海・・・長久四年正月より五月まで小雨も降らず、炎旱焦畝、七大寺・十五大寺勅に依って祈れども雨降らず。天台山根本中堂に於いて二百人の僧徒之を祈れども雨無し。・・(勅に依り)すなわち僧正仁海六月八日之を勤修。第六日に及び赤蛇壇の下に現れ終日大雨・・・七十五烟封戸を賜ふ」「祈雨日記」にも長久四年(1043年)「自正月至于五月、旱魃」とあります。
仁海は雨僧正ともいわれ、1018年(寛仁2年)に祈雨法を修して霊験を現したことにより権律師に任じられています。以後祈雨法を修すること9回、その都度霊験ありといわれています。この間、東大寺別当・東寺長者法務を歴任。
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