2日は安房一宮巡拝です。それぞれの神さまの御本地等です。
1,安房神社 天太玉命 (アメノフトダマノミコト)岩戸隠れの際、思兼神が考えた天照大神を岩戸から出すための策で良いかどうかを占うため、天児屋命とともに太占(ふとまに)を行った。 そして、八尺瓊勾玉や八咫鏡などを下げた天の香山の五百箇真賢木(いおつまさかき)を捧げ持ち、アマテラスが岩戸から顔をのぞかせると、アメノコヤネとともにその前に鏡を差し出した。天孫降臨の際には、瓊瓊杵尊に従って天降るよう命じられ、五伴緒の一人として随伴した。安房開拓神話に出てくる忌部一族の祖神、日本の全ての産業創始の神。
2,洲崎神社、ご祭神は天比理乃咩命(アメノヒリトメノミコト、天太玉命の后神)。本地は十一面観世音菩薩。神社に隣接する養老寺(妙法山観音寺、ご本尊が十一面観世音)が江戸時代まで洲崎神社の別当寺。養老寺の岩屋には役行者の石像が祀られ、里見八犬伝では役行者の化身が伏姫に仁義礼智忠信孝悌の文字が浮かぶ数珠を授ける名場面に登場する。