2月22日は聖徳太子薨去の日です。法隆寺では「聖徳太子御忌 が2月21日(午前10時)に営まれます。(四天王寺では 4月22日を太子会として縁日としています。)
推古天皇30年2月22日という太子薨去の日は『上宮聖徳法王帝説』に記述されている日附であり、『日本書紀』では推古天皇29年2月5日となっています。聖徳太子様は神仏の教えに依り日本の国造りをしようとされた方です。
親鸞上人の「皇太子聖徳奉讃」です。
仏智不思議の誓願を
聖徳皇のめぐみにて
正定聚に帰入して
補処の弥勒のごとくなり
救世観音大菩薩
聖徳皇と示現して
多多のごとくすてずして
阿摩のごとくにそひたまふ
無始よりこのかたこの世まで
聖徳皇のあはれみに
多多のごとくにそひたまひ
阿摩のごとくにおはします
聖徳皇のあはれみて
仏智不思議の誓願に
すすめいれしめたまひてぞ
住正定聚の身となれる
他力の信をえんひとは
仏恩報ぜんためにとて
如来二種の回向を
十方にひとしくひろむべし
大慈救世聖徳皇
父のごとくにおはします
大悲救世観世音
母のごとくにおはします
久遠劫よりこの世まで
あはれみましますしるしには
仏智不思議につけしめて
善悪・浄穢もなかりけり
和国の教主聖徳皇
広大恩徳謝しがたし
一心に帰命したてまつり
奉讃不退ならしめよ
上宮皇子方便し
和国の有情をあはれみて
如来の悲願を弘宣せり
慶喜奉讃せしむべし
多生曠劫この世まで
あはれみかぶれるこの身なり
一心帰命たえずして
奉讃ひまなくこのむべし
聖徳皇のおあはれみに
護持養育たえずして
如来二種の回向に
すすめいれしめおはします
推古天皇30年2月22日という太子薨去の日は『上宮聖徳法王帝説』に記述されている日附であり、『日本書紀』では推古天皇29年2月5日となっています。聖徳太子様は神仏の教えに依り日本の国造りをしようとされた方です。
親鸞上人の「皇太子聖徳奉讃」です。
仏智不思議の誓願を
聖徳皇のめぐみにて
正定聚に帰入して
補処の弥勒のごとくなり
救世観音大菩薩
聖徳皇と示現して
多多のごとくすてずして
阿摩のごとくにそひたまふ
無始よりこのかたこの世まで
聖徳皇のあはれみに
多多のごとくにそひたまひ
阿摩のごとくにおはします
聖徳皇のあはれみて
仏智不思議の誓願に
すすめいれしめたまひてぞ
住正定聚の身となれる
他力の信をえんひとは
仏恩報ぜんためにとて
如来二種の回向を
十方にひとしくひろむべし
大慈救世聖徳皇
父のごとくにおはします
大悲救世観世音
母のごとくにおはします
久遠劫よりこの世まで
あはれみましますしるしには
仏智不思議につけしめて
善悪・浄穢もなかりけり
和国の教主聖徳皇
広大恩徳謝しがたし
一心に帰命したてまつり
奉讃不退ならしめよ
上宮皇子方便し
和国の有情をあはれみて
如来の悲願を弘宣せり
慶喜奉讃せしむべし
多生曠劫この世まで
あはれみかぶれるこの身なり
一心帰命たえずして
奉讃ひまなくこのむべし
聖徳皇のおあはれみに
護持養育たえずして
如来二種の回向に
すすめいれしめおはします