44番太宝寺から45番岩屋寺へは山道がありこれがすばらしい遍路道でした。44番から国道12号を歩いていく途中久万高原ふるさと村を過ぎて少しのところで遍路道の標識にであいます。国道をそれ、この道をいくと昔の遍路道でこのうえなく風情のある道でした。
途中に「大切なのは今だ」と書いた道標があります。
木漏れ日が落ち葉の絨毯に落ちていました。
なぜか何十年も前におとずれた福島県の勿来(なこそ)の関の歌、千載集にある源義家の
「吹く風を勿来(なこそ)の関と思えども道も狭(せ)にちる山桜かな」
がしきりに頭にうかびます。此の歌はなぜか頭にこびりついており、その後遍路で山道にさしかかると必ず思い起こす歌になっています。
此の遍路道も独り占めにするのは勿体無い感じがします。
こちらは「ゆく秋の四国のはてのへんろ路の道もせに散るやまもみじかな」(行者)といったところでしょうか。
途中に「大切なのは今だ」と書いた道標があります。
木漏れ日が落ち葉の絨毯に落ちていました。
なぜか何十年も前におとずれた福島県の勿来(なこそ)の関の歌、千載集にある源義家の
「吹く風を勿来(なこそ)の関と思えども道も狭(せ)にちる山桜かな」
がしきりに頭にうかびます。此の歌はなぜか頭にこびりついており、その後遍路で山道にさしかかると必ず思い起こす歌になっています。
此の遍路道も独り占めにするのは勿体無い感じがします。
こちらは「ゆく秋の四国のはてのへんろ路の道もせに散るやまもみじかな」(行者)といったところでしょうか。