福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

先祖供養の経典・・3

2018-06-02 | 先祖供養
先祖供養の経典・・3
・父母恩重経には「・・・もし親、志を遷して、仏の五戒を奉じ、仁ありて殺さず、義ありて盗まず、礼ありて淫せず、信ありて欺かず、智ありて酔わざれば、すなわち家門の内、親は慈に、子は孝に、夫は正に、妻は貞に、親族和睦し、婢僕忠順に、六畜虫魚まで、あまねく恩沢を被りて、十方の諸仏、天竜鬼神、有道の君、忠良の臣より、庶民万姓にいたるまで、敬愛せざるはなく、暴悪の主も、佞嬖の輩も、兇児妖婦も千邪万怪も、これをいかんともすることなけん。ここにおいて父母、現世には安穏に住し、後世には善処に生じ、仏を見、法を聞きて、長く苦輪を脱せん。かくのごとくして、始めて父母の恩に報ずる者となすなり・・」
・地蔵経には「・・諦聽諦聽、吾汝が為に分別して之を説かん。若し未來世に善男子善女人有りて、地藏の形像を見、及び此經を聞き乃至、讀誦香華飮食衣服珍寶布施供養讃歎瞻禮せんに、二十八種の利益を得ん。・・・二十三者先亡離苦。・・」
・佛説灌頂七萬二千神王護比丘呪經 「命終の人、 中陰の中に在りて身、小児のごとし。罪福未だ定まらず。応に為に修福して、亡者の神をして十方無量の刹土に生ぜしめんと願ずれば、此の功徳を承けて必ず往生を得」、
・梵網經盧舍那佛説菩薩心地戒品第十卷下「若し父母兄弟和上阿闍梨亡滅の日及び三七日乃至七七日にこの大乗経律を読誦し講説すべし」
・大乘本生心地觀經卷第三 報恩品第二之下「その男女、追勝福を以て大金光ありて地獄を照し光中深妙音を演説し父母を悔悟し発智せしむ」
・優婆塞戒經「・・若父喪己墮餓鬼中、子爲追福當知即得。若生天中都不思念人中之物。何以故。天上成就勝妙寶故。若入地獄身受苦惱不暇思念是故不得。畜生人中
亦復如是。若謂餓鬼何縁獨得。以其本有愛貪慳悋故墮餓鬼。既爲餓鬼常悔本過。思念欲得是故得之。若所爲者生餘道中。其餘眷屬墮餓鬼者。皆悉得之。是故智者・・」(もし人父喪してすでに餓鬼中におちたるに、子為に追福せばまさに知るべし即得せん)

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