・「それ境は心に随ひて変ず。心垢るれば則ち境濁る。
心は境を遂ひて移る。境閑なれば則ち心朗らかなり。
心境冥会して、道徳玄存す。」(「性霊集」巻第二「沙門勝道山水を歴て玄珠をみがくの碑」)
・「是の如く寶積よ もし菩薩淨土を得えんと欲せば まさに其その心を淨くすべし
その心淨きに隨い すなわち佛土淨し (維摩経)」
心と外界の関係については、このような文があります。これらはいずれも本当は「集合的無意識」のことを言っているのではないかとおもっています。一パーセント理論というのもあり、その集団の一パーセントの人の心が向上するとその集団は全体として活気つき、格段に成績を上げるというものです。このレベルアップした考えがお大師様の「境は心に随ひて変ず」維摩経の「菩薩淨土を得えんと欲せば まさに其その心を淨くすべし 」という教えかもしれないと思っています。
心は境を遂ひて移る。境閑なれば則ち心朗らかなり。
心境冥会して、道徳玄存す。」(「性霊集」巻第二「沙門勝道山水を歴て玄珠をみがくの碑」)
・「是の如く寶積よ もし菩薩淨土を得えんと欲せば まさに其その心を淨くすべし
その心淨きに隨い すなわち佛土淨し (維摩経)」
心と外界の関係については、このような文があります。これらはいずれも本当は「集合的無意識」のことを言っているのではないかとおもっています。一パーセント理論というのもあり、その集団の一パーセントの人の心が向上するとその集団は全体として活気つき、格段に成績を上げるというものです。このレベルアップした考えがお大師様の「境は心に随ひて変ず」維摩経の「菩薩淨土を得えんと欲せば まさに其その心を淨くすべし 」という教えかもしれないと思っています。