「阿字(梵字のア)の子が 阿字の古里 立ち出でて 又立ち帰る 阿字の古里」(弘法大師ご詠歌)
いままで無数にこの歌はきいてきました。阿字(梵字のア)の意味は「本不生」とは分っていましたがそもそも「本不生」の意味が分らないし、ましてやそこに帰るなどということの意味が全く分りませんでした。しかし求聞持のあと、『理趣法』等の修法や写経、瞑想を毎日修しているうちに判りかけてきた感があります。
なかなか言葉ではいえないのですが要は細分化した分析に走らないで、逆に時間を無限に元へ巻き戻した世界ビッグバン以前の以前を感じるとでもいいましょうか、そういう大元の大元、まさに般若心経でいう不生不減、不増不減のこの世あの世の世界がこの阿字の世界なのだということでしょうか。
いままで無数にこの歌はきいてきました。阿字(梵字のア)の意味は「本不生」とは分っていましたがそもそも「本不生」の意味が分らないし、ましてやそこに帰るなどということの意味が全く分りませんでした。しかし求聞持のあと、『理趣法』等の修法や写経、瞑想を毎日修しているうちに判りかけてきた感があります。
なかなか言葉ではいえないのですが要は細分化した分析に走らないで、逆に時間を無限に元へ巻き戻した世界ビッグバン以前の以前を感じるとでもいいましょうか、そういう大元の大元、まさに般若心経でいう不生不減、不増不減のこの世あの世の世界がこの阿字の世界なのだということでしょうか。