福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お大師様のお慈悲

2014-08-21 | 法話
今日は21日です。お大師様の日です。いつものように川崎大師におまいりにいってきました。暑い為か京急川崎駅で大師線にのっても電車の中はまばらです。それでも大師駅に着くとかなりの人が電車から降りてきました。ホームの階段は一瞬混みました。この人たちを見てふと「ああ、お大師様はこういう人達がそれぞれ色々と願い事をするのをすべて受け止めてくださり、願いを叶えてやろうとされているのだなあ。なんの見返りもお求め . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その113

2014-08-21 | 四国八十八所の霊験
満濃池 . . . 本文を読む
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10月18日護国寺の定例会の日に・・

2014-08-20 | 定例会のお知らせ
10月18日護国寺の定例会の日に『護国寺犬猫里親会』があります。『護国寺犬猫里親会』 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その112

2014-08-20 | 四国八十八所の霊験
善通寺では朝5時半からおつとめがあります。宿坊のお遍路さんは「弘法大師誕生之場」との扁額がある御影堂に集まります。 御影堂ではまず授戒があります。導師が三帰(帰依仏、帰依法、帰依僧)三竟(帰依仏竟、帰依法竟、帰依僧竟)十善戒を唱えるのについて唱和します。 次に20人ほどの僧侶が前讃、理趣経などを唱える間、導師は修法をします。最後に合掌して三国伝来の錫杖をいただきます。これは唐でお大師様が恵果 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その111

2014-08-19 | 四国八十八所の霊験
善通寺の宿坊はおおくのお遍路さんが推めるだけあって巨大風呂、食堂など豪華ホテルなみの設備です。 働いている僧俗の方々も気持ちよく応対してくれ信仰のありがたさを感じます。ちがうのはTVと部屋の鍵がないことと朝のおつとめが5時半からあることです。しかしいずれもありがたいことです。 ここは大師が唐よりご帰国とともに807年に最初の真言宗根本道場として建築にかかられ6年後の弘仁4年に完成 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その110

2014-08-18 | 四国八十八所の霊験
 74番を御参りしていよいよ75番善通寺をめざしました。 遍路あこがれの場所です。 お大師様の誕生された所だからです。17年のときは、手前の遍路道で若い女遍路が歩いていました。 細身の全身を白装束に包み、リュックまで白でした。 昔のお遍路さんそのままの姿です。 何回も廻っているのでしょう、一陣の風のように歩き去りました。   善通寺に着くと境内にホトトギス主催三代の親子句碑というのがあります。 . . . 本文を読む
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Iさんに先日の定例会の模様を記録していただきました。

2014-08-17 | 開催報告/巡礼記録
8月17日定例会の記録です。  今年、東京では猛暑が続いておりますが、大気が不安定で夕方和菓子屋さんに居る時は一瞬強い俄雨になりましたが出る時は晴れました。護国寺定例参拝会は、7名の参加者でした。今回から、中塚さんの紹介で新しくkさん(女性)が新たに参加されました。新しいご縁に感謝するとともに、さらに福聚講の輪が拡がることを期待します。 いつものとおり、全員で般若心経、観音経、諸真言をお唱えし . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その109

2014-08-17 | 四国八十八所の霊験
74番甲山寺は72番から歩いて20分くらいのところにあります。本尊の薬師如来は大師が満濃池別当に任ぜられたとき工事の成功を祈願されたのちここに堂塔をたて安置されたものです。 手水場で中年の女遍路さんと挨拶しました。1番から一人で回っているといいいます。女一人で1番からここ74番まで来るのは相当大変だったとおもいます。白衣も旅の長さをものがたって黄ばんでいました。 なにか事情がありそうな思いつめた . . . 本文を読む
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都塚古墳の主、蘇我稲目について

2014-08-17 | 法話
お盆のニュースで、奈良県明日香村の都塚古墳5(6世紀後半)が階段状に石積みされた大型方墳でピラミッドのような特異な外観だったとみられ、国内では例がほとんどないもので、規模も一辺約40メートル、当時の天皇陵に匹敵する大きさであるとされます。飛鳥時代の大豪族蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳を見下ろす場所にあり、馬子の父稲目(570年没)の墓との見方も出ていると報じられました。  蘇我 稲目は仏教徒にとっ . . . 本文を読む
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法句経から

2014-08-16 | 諸経
「・・六三 愚者にして(己れ)愚なりと想ふは已すでに賢なり、愚にして(己れ)賢なりと想ふ人こそ實に愚と謂いはる。  六四 愚者は終生賢人に近づくも正法を知らず、匙の汁味を知らざるが如し。  六五 智者は瞬時賢人に近づくと雖も速に正法を知る、舌の汁味を知るが如し。  六六 愚癡無智の凡夫は己おのれに對して仇敵の如くふるまひ、惡業を作して苦痛の果を得。  六七 造り已をはりて後悔し、顏に涙を流 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その108

2014-08-16 | 四国八十八所の霊験
2回目のときは出釈迦寺の下の茶店のおじさんが西行庵はすぐですよというので気楽にでかけました。しかし標識がなく迷いました。 途中、やっとお地蔵様のまえで大きな声で拝んでいた祈祷師風の女性をみつけたのでお祈りの終わるのを待って路を聞きました。すると無愛想に「山の上のほうじゃないですか」といいます。 お礼を言って登っていきましたが行けども行けどもみかん畑のみでなにもありません。遂にひきかえしました。 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その107

2014-08-15 | 四国八十八所の霊験
西行法師の山家集にはなぜかここ73番出釈迦寺だけ長い注記をつけています。 「またある本に、曼荼羅寺の行道所へのぼるは、世の大事にて、手をたてたるようなり。大師のお経かきて埋ませおわしましたる山の峯なり。 坊の外は、一丈ばかりなる壇築て建てられたり。それへ日毎に登らせおわしまして、行道しおわしましける、と申し伝へたり。 巡り行道すべきように、壇も二重に築きまわされたり。登るほどの危 . . . 本文を読む
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「花子とアン」の高視聴率の危険な意味

2014-08-14 | 法話
NHK連続テレビ小説「花子とアン」が好評らしいですが、こういう乱倫ドラマがもてはやされる時代は戦争への足音が強く聞こえてくる時代です。大変危惧します。  ・   ・   ・     花子の友人の柳原白蓮は、大正10年頃、東京帝大生・宮崎龍介と不倫をし駆け落ちしていますが、そのころの時代背景として大正デカダンスがありました。昭和8年には不良華族事件があり、伯爵吉井勇の妻・徳子(柳原白蓮の姪)は、近藤 . . . 本文を読む
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四国八十八所の霊験その106

2014-08-14 | 四国八十八所の霊験
17年の遍路で73番出釈迦寺下の遍路宿から奥の院の「捨身が岳禅定」を目指しました。当日は満月でしたが道が何本もあって迷っていると、昨日の寺族の方の話の通り一団の人々が突然暗い中からあらわれました。こんな朝早く普段着で歩いているので地元の人とわかります。お願いして一緒にのぼりました。とりとめも無い話をしながら登りましたが話すうちに非常にさわやかな気持ちになりました。何故かわかりませんが同質の魂の人た . . . 本文を読む
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婦人の徳の大切さ(修正版)

2014-08-13 | お大師様のお言葉
「従四位下藤の氏、旦には四徳を螢き(みがき) 、晩には三宝を崇む(あがむ)  (弘法大師、続性霊集、「藤左近将監、先妣の為に三七の斎を設くる願文」)」 (訳・・藤原氏の妻は朝には周礼や礼記に説く「婦徳」「婦言」「婦容」「婦功」の四つの美徳を磨き、ゆうべには「仏」「宝」「僧」の三宝を尊重した立派な婦人であった。)(ここで、四徳とは、① 婦徳・・・慈愛の心で子弟を教育し女性としての徳を磨くこと。② 婦 . . . 本文を読む
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