先程2月1日から毎朝夕必死に自仏堂や近所の寺・祠、更には遠隔地の所縁の仏様に祈願してきた願い事が完全に成就しました。この度の願い事は一年くらいは様子をみなければ・・と思っていた案件でしたが、このように速やかに満願できるとは本当に有難い限りです。最近は半分は神仏に懐疑的な気分になっていたのですが、本気で拝めば必ず成就するということが又確信できました。
今回は1、願が成就するまで断物をし、2、先祖供 . . . 本文を読む
往生兜率密記(無量壽院尊海)・・8
巻下往生霊鍳第七
天竺
・西域記第四に曰く、無著菩薩は健駄羅國の人也。佛世を去りて後一千年の中に霊を誕し、利見して風を承け、道を悟る。弥沙塞部に従って出家し修学す。頃之、信を大乗に廻す。又無著菩薩は夜は天宮に昇り慈氏菩薩の所に於いて瑜伽師地論・荘厳大乗経論・中辺分別論等を受け、昼は大乗の為に妙理を講宣す。
・西域記同巻にいわく、世親菩薩(無著の弟)説一切 . . . 本文を読む
昨日NHKの「こころフォト」という番組で幼い子供三人すべてを失った夫婦の話がありました。
https://www.nhk.or.jp/kokorophoto/
また両親を津波で失った少女の話もあります。
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往生兜率密記(無量壽院尊海)・・7
巻下九品往生第六
慈恩法師上生経に依りて三品の往生に各の三品あることを分別す。所謂上品往生の修因に六事の法あり。
一には勧修功徳。二には威儀不缼。三には掃塔塗地。四には香華供養。五には三昧正受。六には誦経経典。
上品上生は六事の法悉く修し或いは五法を修する人。
上品中生は六事の内或いは三を修し或いは四を修する人。
上品下生は六事の内或いは一を修し或い . . . 本文を読む
往生兜率密記(無量壽院尊海)・・6
巻上往生機根第五
兜率往生の機根を明かすに就て大に総・別・合の三あり。
初めに「総」とは、上生経に云く、弥勒菩薩未来世の一切衆生の為に大帰依処と作る。疏に釈して曰く、我釈迦即ち滅度して真報の佛に未だ逢はず。末法の弟子をば皆慈尊に嘱へて度せしむ。又疏に釈迦末法の持戒犯戒有戒無戒、釈迦皆弥勒に嘱して之を度せしむと。華厳経の七十九にいわく、(弥勒が善財に告げる詞 . . . 本文を読む
ダライラマ法皇法話・ネット中継:仏教のパーリ語とサンスクリット語の伝統における三学の実践修行. 2021年3月5日午後1時〜、インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ、法王公邸より
http://www.dalailamajapanese.com/live . . . 本文を読む
往生兜率密記(無量壽院尊海)・・5
巻上往生難易第四
上生経疏に往生難易の一科を立てて云く、且く西方の如きは天親の浄土論、無着の往生論に俱に報土には女人及び根欠二乗の種生ぜずと言ふ。又阿弥陀経には少善根の因縁の而も彼に生まれることを得るに非ず、と。又言く、其の中には皆是阿鞞跋致の諸の大菩薩のみなり。乃至又仏の毫相五須弥のごとくならば、豈に凡の地前、能く此の相を見んや。身量の大小の得べきは初地の . . . 本文を読む
田坂広志が語る「すべては導かれている ー 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟 ー 」
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先程石巻市役所から手紙が来ました。
中を開いてみると10年前の東日本大震災のボランテアの礼状でした。
「2011年3月11日
あの日すべてが変わってしまいました。
「行ってきます」と出て行った家も「いってらっしゃい」と見送ってくれた家族も 見慣れた景色も さっきまで働いていた職場も 仲間も
どれか一つ欠けても立ち直れないような出来事を 一度にすべて失ってしまった人が あの日どれほどいたで . . . 本文を読む
往生兜率密記(無量壽院尊海)・・4
巻上慈氏名体第三
上生経の疏に曰く、弥勒は梵音なり。此れは慈氏といふ。母の志し、悲しみ蠢類に纏ひ、子の性恤(いつくしみ)懐生に及ぶ。宿しの願ひ今の誠、俱に以て號なを標す。又云く、正梵本に依らば梅咀利耶(ばいたりや)と云ふべし。此には翻って慈と為す。乃至劫玻利村波婆利(ごっぱりそんはばり)大婆羅門の家にて初めて生ぜるに、便ち三十二相八十随好有り。身、紫金色にし . . . 本文を読む
四日は阿閦如来、気比大明神、内宮源と外宮宗の日。・阿閦如来(「三十日秘仏」)。阿閦如来は三十日秘仏の四日仏であるとともに十三仏の七回忌導師でもあります。左手で衣の端をにぎっておられるのが特徴です。東方妙喜國の教主。密教では金剛界五智如来の一つで大円鏡智を表すとされます。維摩経では維摩は阿閦如来の妙喜国からこの世を照らすために現れたとします。維摩経下に「是の時、仏、舎利弗に告げたまえり、「国有り、妙 . . . 本文を読む
往生兜率密記(無量壽院尊海)・・3
巻上内院荘厳第二
上生経に曰く、爾の時に此の宮に一の大神有り。牢度跋提と名く。即ち坐よりたちて偏く十方の仏を礼して弘誓願を発す。若し我が福徳弥勒菩薩の為に善法堂を造るに応んには、我が頂上に自然に珠を出さしめん。願を発し已って額上に自然に百億の宝珠を出す。瑠璃・玻璃一切の衆色具足せずと云ふことなし。紫紺摩尼の如し。表裏暎徹す。此の摩尼珠空中に廻旋して化して四十 . . . 本文を読む