Fukunosukeです。
天橋立、、、ねえ。
どうなんでしょう。雪舟の天橋立図には興味があったから、
どんなものかという薄い興味はありましたが、一生見ないなら、
まあそれでもいいか程度に思っていました。
京丹後に旅することになり、他にどこに行っていいかもわからないので、
どうせなら一生分見てやろうと意気込んでやって来ました。
天橋立は、南北両側から見物できます。まずは北側の景色を眺めに行きます。
傘松公園という高台に、リフトもしくはケーブルカーもしくはバスで登っていきます。
そんないろいろなくてもいいのに。
せっかくなので、登りはケーブルカーで攻めます。攻めてるか。
傘松公園の展望台に到着。
おー。意外に凄い眺めでした。見なくていいなんてふざけたことを言ってすみません。
写真で見ると感じが出ないのですが、端から端まで3.6kmあるんだそうです。それなりに
迫力あります。ちなみに、北側からのこの眺めを昇龍観というのだそうです。
股のぞきというのをみんなやります。天地が逆転したような
妙があるのだそうです。hiyokoもみんなの真似してます。
多分意味は分かってないと思います(笑)。
かわらけ投げ。あの輪っかにかわらけを投げ入れるんだって。空に浮かぶ黒い
点がかわらけ。絶対入らないだろうなという軌道上。へなちょこです。
しかし、展望台にこんな余興コーナーを作るなんて、天橋立だけでは間が
もたないのかな。
しまいには、hiyokoは天橋立よりこっちの景色の方がきれいだと言い出しました。
どうした天橋立、もっと我々を魅了してください。
下りはリフトで。これはなんだか楽しいです。スキー場のリフトみたいに
気の抜けた歌謡曲が流れています。
天橋立見物はこれで十分なんですけど、後顧の憂いを残してはいけないので、
南側からの景色も眺めてみることにしました。
南側へは、貸自転車で渡ります。ほう。手を変え品を変え(笑)。
そういえば、日本三景の一つなんですよね。素朴になぜ富士山が外れたのか
不思議。もし富士山が入ったら、この三つのうちどれが脱落するのでしょう。
地域の観光協会が黙っちゃいないですね。
チームhiyokoは、天橋立に突入します。天橋立に入れるというのも、自転車で
サイクリングできるというのも初めて知りました。いろいろ新鮮。
ビビリのhiyokoも、周囲に車がいないので俄然強気です。オラついてます。
松林が続くのですが、所々名物の松があります。同じ松に生まれても、こうして
立派に育ち愛でられる松もあれば、誰も顧みることのない十人並の松もあります。
人間社会の縮図みたい。
天橋立は、南北に地続きではなくて、南の一部が切れているんですね。そこは橋に
なっています。この橋が廻旋橋といって、船が通る時ぐるぐる回転するんです。
南側には、天橋立ビューランドという展望台があります。今度はリフトで登ります。
登りのリフトは眺めがよくない。やっぱり下りがいいですね。
南の展望台からの眺めです。おー。北側からの眺めと形が違う。北からの昇龍観に
対し、南からの眺めを飛龍観というのだそうです。
なにもそんなに荒ぶったネーミングにしなくても(笑)。
やっぱり股のぞきです。僕もやりましたけど、ただ逆さまに見える
だけです。それ以上の感想はありません。見立ての才能はないです。
南側の展望台には、観覧車があります。
そうか、やっぱりそうですよ。天橋立だけではコンテンツとして
弱いんでしょう(笑)。みんな密かにそう思っているから、こうなっ
ちゃったに違いない。
そしてやっぱりリフトで降ります。いやこれはいいですよ、楽しい眺めです。
何なら、こちらの展望台からあちらの展望台までワイヤーを通して、このままリフトで
運んでくれたら最高です。
天橋立のそばには智恩寺というお寺があって、文殊さんとして親しまれているの
だそうです。
文殊さんそばのお茶屋で、知恵の餅というのを食べました。
文殊の知恵の餅というわけです。これで知恵がつくとは思いませんが、
大変おいしかった。赤福餅より好きです。赤福も伊勢で食べると
おいしいのかなあ。いつか行ってみたいな。
天橋立はすでにお釣りがくる位堪能しましたが、車を駐車してある北側に戻ら
なければなりません。最後は観光船で行きます(回旋橋が回ってます!)。
海から眺める天橋立。さすがにこれはただの松林にしか見えません(笑)。
ふう。天橋立の旅終了。
なんだかんだ失礼なことを一杯言いましたけど、これだけ満喫したのだから、
もはや我々ちょっとした天橋立フリークでしょう。
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