翌朝は昨晩より大分復活していた。
しかし朝なので熱がないだけかもしれない。
幸いなことに帰国する日である。
本来は北京から上海に行き3日間仕事があったのだが、
週末日本でやらねばならないことがあり北京までにしていた。
男性二名が上海に向かい、女性一名と私が先に帰国することになった。
上海に行かなくて良かった。
結果から話せば、帰国後の木曜と金曜も出社できず、
週末3連休の予定もすべてキャンセルしなければならなかった。
なぜならインフルエンザに罹っていたのであった。
帰国してから翌日病院に行き検査をしたのだが、クッキリ陽性反応が
出ていた。
医者から「中国に行って生のニワトリでも見ない限り、まあ普通の
インフルエンザでしょう。鳥インフルとかじゃないですよ。」と言われたので、
「実は中国でニワトリの加工工場に入ったんですが。」と言ったら、
のけぞっていた。
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具合が悪かったのだが、どうしても気になることがあった。
地図によるとホテルから程近い場所に胡同(フートン)が示されている。
空港に行く前にぜひ見ておきたいと思っていたのだ。
タクシーに乗り地図の場所に向かう。
愕然とした。
そこにも高層マンションが並んでいた。
それでも諦められない。
何となく熱っぽいがすこし歩く。
途中に幼稚園か保育園があった。
日本とまったく同じ風景がそこにはあった。
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歩いていると大通りに行き当たったが、そこにはトロリーバスが走っていた。
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古いタイプのトロリーバスがやってきた。
社会主義国の匂いが濃厚なバスだ。
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これは一般のバスだが、ヒュンダイだろうか。
そういえば北京のバスは韓国製か欧州製が多く、日本製は少ないようだ。
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すこし歩くと、胡同(フートン)らしき場所があった。
しかし写真の1筋で50メートルぐらいが取り残されていただけだ。
その周りは高層アパートであった。
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北京の犬は多くがペキニーズであった。
私も小学生の頃ペキニーズを飼っていた。
頭が異常に良く、プライドも異常に高く、気も強かった。
中国の王宮で飼われていた犬種なので、一般人を見下すような
気位があるのだ。
その性格の為か日本では昭和40年代にずいぶん飼われていたのに、
人気が急落したのである。
確かに飼い難かった。しかし一生忘れられないほど、いろいろ教わったのだ。
名前は「クーシャン」と言った。今風に言えば「コワカワイイ」ってとこか。
写真はホワイトペキニーズだ。
フートンを守っていた。(吼えまくっていた。)
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逆側から見たフートン。
SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0(タムロンOEMバージョン)
しかし朝なので熱がないだけかもしれない。
幸いなことに帰国する日である。
本来は北京から上海に行き3日間仕事があったのだが、
週末日本でやらねばならないことがあり北京までにしていた。
男性二名が上海に向かい、女性一名と私が先に帰国することになった。
上海に行かなくて良かった。
結果から話せば、帰国後の木曜と金曜も出社できず、
週末3連休の予定もすべてキャンセルしなければならなかった。
なぜならインフルエンザに罹っていたのであった。
帰国してから翌日病院に行き検査をしたのだが、クッキリ陽性反応が
出ていた。
医者から「中国に行って生のニワトリでも見ない限り、まあ普通の
インフルエンザでしょう。鳥インフルとかじゃないですよ。」と言われたので、
「実は中国でニワトリの加工工場に入ったんですが。」と言ったら、
のけぞっていた。
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具合が悪かったのだが、どうしても気になることがあった。
地図によるとホテルから程近い場所に胡同(フートン)が示されている。
空港に行く前にぜひ見ておきたいと思っていたのだ。
タクシーに乗り地図の場所に向かう。
愕然とした。
そこにも高層マンションが並んでいた。
それでも諦められない。
何となく熱っぽいがすこし歩く。
途中に幼稚園か保育園があった。
日本とまったく同じ風景がそこにはあった。
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歩いていると大通りに行き当たったが、そこにはトロリーバスが走っていた。
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古いタイプのトロリーバスがやってきた。
社会主義国の匂いが濃厚なバスだ。
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これは一般のバスだが、ヒュンダイだろうか。
そういえば北京のバスは韓国製か欧州製が多く、日本製は少ないようだ。
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すこし歩くと、胡同(フートン)らしき場所があった。
しかし写真の1筋で50メートルぐらいが取り残されていただけだ。
その周りは高層アパートであった。
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北京の犬は多くがペキニーズであった。
私も小学生の頃ペキニーズを飼っていた。
頭が異常に良く、プライドも異常に高く、気も強かった。
中国の王宮で飼われていた犬種なので、一般人を見下すような
気位があるのだ。
その性格の為か日本では昭和40年代にずいぶん飼われていたのに、
人気が急落したのである。
確かに飼い難かった。しかし一生忘れられないほど、いろいろ教わったのだ。
名前は「クーシャン」と言った。今風に言えば「コワカワイイ」ってとこか。
写真はホワイトペキニーズだ。
フートンを守っていた。(吼えまくっていた。)
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逆側から見たフートン。
SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0(タムロンOEMバージョン)