SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

北京出張06

2007-02-19 | 仕事時スナップ
翌朝は昨晩より大分復活していた。
しかし朝なので熱がないだけかもしれない。
幸いなことに帰国する日である。
本来は北京から上海に行き3日間仕事があったのだが、
週末日本でやらねばならないことがあり北京までにしていた。
男性二名が上海に向かい、女性一名と私が先に帰国することになった。
上海に行かなくて良かった。
結果から話せば、帰国後の木曜と金曜も出社できず、
週末3連休の予定もすべてキャンセルしなければならなかった。
なぜならインフルエンザに罹っていたのであった。
帰国してから翌日病院に行き検査をしたのだが、クッキリ陽性反応が
出ていた。
医者から「中国に行って生のニワトリでも見ない限り、まあ普通の
インフルエンザでしょう。鳥インフルとかじゃないですよ。」と言われたので、
「実は中国でニワトリの加工工場に入ったんですが。」と言ったら、
のけぞっていた。



具合が悪かったのだが、どうしても気になることがあった。
地図によるとホテルから程近い場所に胡同(フートン)が示されている。
空港に行く前にぜひ見ておきたいと思っていたのだ。
タクシーに乗り地図の場所に向かう。
愕然とした。
そこにも高層マンションが並んでいた。
それでも諦められない。
何となく熱っぽいがすこし歩く。
途中に幼稚園か保育園があった。
日本とまったく同じ風景がそこにはあった。



歩いていると大通りに行き当たったが、そこにはトロリーバスが走っていた。



古いタイプのトロリーバスがやってきた。
社会主義国の匂いが濃厚なバスだ。



これは一般のバスだが、ヒュンダイだろうか。
そういえば北京のバスは韓国製か欧州製が多く、日本製は少ないようだ。



すこし歩くと、胡同(フートン)らしき場所があった。
しかし写真の1筋で50メートルぐらいが取り残されていただけだ。
その周りは高層アパートであった。



北京の犬は多くがペキニーズであった。
私も小学生の頃ペキニーズを飼っていた。
頭が異常に良く、プライドも異常に高く、気も強かった。
中国の王宮で飼われていた犬種なので、一般人を見下すような
気位があるのだ。
その性格の為か日本では昭和40年代にずいぶん飼われていたのに、
人気が急落したのである。
確かに飼い難かった。しかし一生忘れられないほど、いろいろ教わったのだ。
名前は「クーシャン」と言った。今風に言えば「コワカワイイ」ってとこか。

写真はホワイトペキニーズだ。
フートンを守っていた。(吼えまくっていた。)



逆側から見たフートン。


SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0(タムロンOEMバージョン)
コメント
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