親戚宅を辞して、高速で男鹿半島へ向かう。
うちの子供たちはずっと以前から「なまはげ」についてひじょうに気になっていた。
長男はさすがに人間が中に入ってやっていることは知っているのだが、
それでも恐れている。
正月じゃないから、お酒も飲んでないので、暴れないから大丈夫。
という説得で了承。
次男は怖いもの見たさが優先してるようだ。
高速で100kmほど行き、それから20~30キロほど半島を走るのだが、
GWであっても、高速は混んでいない。
快適に走ることができた。
「なまはげ館」に行く前に寒風山に寄る。
標高355mだが、芝生の美しい山で絶景だ。
火山なので、阿蘇や磐梯のような草千里もある。
写真は大潟村を見たもの。
なまはげ館に到着。
スライドを見たりして、なまはげの全貌が判った。
最近は子供人口が減り、さらに子供のセキュリティーの面でも、
むかしのように、むやみやたらには家に入れないのだそうだ。
前もって、入って良いかの事前承諾のもと、大晦日に家へ上がりこむのだそうだ。
なまはげにとってもやりにくい世の中になったものだ。
(この冬はなまはげの不祥事もあったし。)
集落ごとの伝統の面。
ひとつひとつ大切に受け継がれているため、
面を1個ずつ撮影してはいけないのだそうだ。
基本的には角が生えているが、神社所属のなまはげには角が無い。
神様の使いだからということだ。
ショーというか実演が有った。
古い民家の中で実際の大晦日のやりとりが行なわれる。
たくさんの見学者が居たが、子供はうちの2人と他に1人ぐらいだった。
これは絶対に「いじられる」だろうなと予想したが、案の定、いじられまくった。
写真はうちの子供達がなまはげにいじられているところ。
なまはげの怖いところは、その声の出し方にある。
低く大きく叫ぶような話し方。
子供が良い子か悪い子かを近所や学校の評判を持ち出して叱ったり
褒めたりするんだから、子供にとってはドキドキものだ。
何軒が回るうちに酔っ払うだろし、中には厄介ななまはげもいたのかもしれない。
突っ込まれまくった長男と次男だったが、握手もして、頭を撫でられたりもして
満足だったようだ。
次男は泣くかとも思ったが、強気な一面を見せ、泣かなかった。
なまはげが帰った後、食事や酒の片付けはしてはいけない。
そして、落としていった藁もそのままにしておく。
翌日になってから片付ける慣わしだ。
なまはげから直接藁を引っこ抜いてはいけないが、落としていった藁を
頭に巻くと賢い子に育つのだそうだ。
この実演でも次男がいじられまくった時に藁が落ちたので、
さっそく頭に巻いた。
賢くなるかな。
夜になったので、宿泊先の角館北方の西木温泉クリオンに向かった。
SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、タムロンA09
うちの子供たちはずっと以前から「なまはげ」についてひじょうに気になっていた。
長男はさすがに人間が中に入ってやっていることは知っているのだが、
それでも恐れている。
正月じゃないから、お酒も飲んでないので、暴れないから大丈夫。
という説得で了承。
次男は怖いもの見たさが優先してるようだ。
高速で100kmほど行き、それから20~30キロほど半島を走るのだが、
GWであっても、高速は混んでいない。
快適に走ることができた。
「なまはげ館」に行く前に寒風山に寄る。
標高355mだが、芝生の美しい山で絶景だ。
火山なので、阿蘇や磐梯のような草千里もある。
写真は大潟村を見たもの。
なまはげ館に到着。
スライドを見たりして、なまはげの全貌が判った。
最近は子供人口が減り、さらに子供のセキュリティーの面でも、
むかしのように、むやみやたらには家に入れないのだそうだ。
前もって、入って良いかの事前承諾のもと、大晦日に家へ上がりこむのだそうだ。
なまはげにとってもやりにくい世の中になったものだ。
(この冬はなまはげの不祥事もあったし。)
集落ごとの伝統の面。
ひとつひとつ大切に受け継がれているため、
面を1個ずつ撮影してはいけないのだそうだ。
基本的には角が生えているが、神社所属のなまはげには角が無い。
神様の使いだからということだ。
ショーというか実演が有った。
古い民家の中で実際の大晦日のやりとりが行なわれる。
たくさんの見学者が居たが、子供はうちの2人と他に1人ぐらいだった。
これは絶対に「いじられる」だろうなと予想したが、案の定、いじられまくった。
写真はうちの子供達がなまはげにいじられているところ。
なまはげの怖いところは、その声の出し方にある。
低く大きく叫ぶような話し方。
子供が良い子か悪い子かを近所や学校の評判を持ち出して叱ったり
褒めたりするんだから、子供にとってはドキドキものだ。
何軒が回るうちに酔っ払うだろし、中には厄介ななまはげもいたのかもしれない。
突っ込まれまくった長男と次男だったが、握手もして、頭を撫でられたりもして
満足だったようだ。
次男は泣くかとも思ったが、強気な一面を見せ、泣かなかった。
なまはげが帰った後、食事や酒の片付けはしてはいけない。
そして、落としていった藁もそのままにしておく。
翌日になってから片付ける慣わしだ。
なまはげから直接藁を引っこ抜いてはいけないが、落としていった藁を
頭に巻くと賢い子に育つのだそうだ。
この実演でも次男がいじられまくった時に藁が落ちたので、
さっそく頭に巻いた。
賢くなるかな。
夜になったので、宿泊先の角館北方の西木温泉クリオンに向かった。
SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、タムロンA09