SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

巣鴨にて 01

2010-02-25 | スナップ
前の会社の人と飲むことになった。
HさんとKさん。
半年に一回ぐらい会うだろうか。
Kさんと会うときは、お互いにカメラを持ち、散歩しながら店を探している。
予め店を決めないし、大きなターミナル駅で会うことは無い。
ターミナル駅の周辺にはお互いに興味がない。
最近の3回は、雑司が谷、高田馬場、王子である。
今回は巣鴨で待ち合わせをした。

別に我々がおじいちゃんというわけではない。
いつも行かない場所で集合するのである。



巣鴨駅前は大きな道路が横たわる。
白山通りだ。
これは、そのむかしの中仙道にあたる。
中仙道は江戸日本橋から長野等の山間部を抜けて京都へ向う街道だったので、
今の中央道をイメージすると間違いで、高崎線から碓井峠を越えて軽井沢から
諏訪へ下りて木曽に向うルートで、今の鉄道の高崎・信越線、中央線を
またがった街道だ。




しばらく歩くと巣鴨地蔵通り商店街に至る。
白山通りから左に入る形だ。
実はこの商店街が旧中仙道である。
その商店街の入り口に真性寺がある。




梅が咲いていた。
中仙道の歴史を見てきた梅だろうか。




巣鴨地蔵通り商店街は「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる。
ここに集うご老人の行き先は「とげぬき地蔵」だが、
ご老人向けグッズのお店や甘味処が竹下通りのように並ぶのだ。
赤いパンツ、赤い下着がこの商店街で大ヒットしたのだった。



とげぬき地蔵に到着。
高岩寺である。
写真の「洗い観音像」にご老人が長蛇の列を作るのだ。
体の悪い場所に相当する部分をタオルで擦ると御利益があるのだが、
私はとりあえず頭と胸と腹部をこすっておいた。

さすがに夜は誰も居なかった。
おばあちゃんは寝るのが早いから。




3人で食事をする場所を探しながら商店街を歩く。
おばあちゃんの原宿なので、夜間に開いている店はほとんど無い。
珍しく開いていた定食屋もとりあえずパスして先に進むことにした。



数百メートル進んだところにある「猿田彦大神」。
伊勢にある猿田彦神社の支店?みたいなところ。
いや小さいから営業所といったところか。




神社というのは、夜でもちゃちゃっと入って、ささっと参拝できるのが好きだ。




庚申塚まで来たころ、Hさんの靴底が取れた。
靴の裏に滑り止めのアイゼンが付いた靴なのだった。
今年は東京も雪が多い。


SONY α900、AF35mm/F2.0



コメント (8)
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