SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

小田急10000形(HiSE)、20000形(RSE)ラストラン 02

2012-03-17 | 鉄道・バス

HiSE10000形は既に4両と短くされて長野電鉄を走っているのだが、
この編成も長野電鉄へ譲渡されるらしい。
まだ元気に走ってはくれるのだ。







小田急ロマンスカーにはまだ古い7000形が残っている。
古い車両だがバリアフリーでは問題が無い、ハイデッカー構造ではない段差普通の床の高さなので
皮肉にも生き延びるのだ。







こんなサービスまであった。
新聞やニュースでも使われただろう。

ロマンスカーが無くなるのは寂しい。
ほんの小さい頃だが、私が生まれたのは狛江で、ミュージックホーンを聴きながら育った私なのだ。
まだネギ畑ばかりの狛江だったようだ。







次には1本の定期特急の出入りがあり、その後に10分ほど遅れてRSE20000形が入ってきた。
これは、沼津と新宿を結ぶ、御殿場線経由の特急だが、3/17からは60000形の担当になり、
途中の御殿場までの運行に短縮される。
まあ、そもそも沼津まで乗る人は少ないだろう。
JR東海の371系特急車も1編成だけだが運行が無くなる。
噂だが、JE東海の371系は臨時列車用として残り、小田急のRSE20000形は富士急行が買うらしい。
やはり10000形と同様に全車ハイデッカー構造のため、引退するのだ。















回送として出て行く時も「あさぎり」のままで出て行った。
ホームからこぼれんばかりの人が会いに来た。








これで新宿駅からの引退は全て終わる。








電車に敬礼だ。
名車であった。
10000形(HiSE)も20000形(RSE)も鉄道車両の最高峰に贈られる
ブルーリボン賞を獲得している車両なのだ。








我々にも挨拶。
鉄道車両がこんなに惜しまれて引退するなんて、なんだか変な感じがする人も居るかもしれない。
しかし、現場に行って、その最後のシーンを見ると感動的でもある。
線路を去って行く。という感じが人間の退職シーンを彷彿とさせるのだ。
NHKのプロジェクトXを見るような、そんな感じだ。
鉄道や車や飛行機には人間の情が乗り移るようにも感じる。
愛されての引退、よかったじゃないか。





SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS





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小田急10000形(HiSE)、20000形(RSE)ラストラン 01

2012-03-17 | 鉄道・バス
今日、3/17から全国的に一斉に鉄道ダイヤ改正で新しいダイヤで運転が始まっている。
ということは昨日が改正前の最終日。
そのダイヤ改正に伴って、たくさんの車両も引退している。
有名なところでは新幹線の300系の引退、ブルートレインの日本海など。
小田急のロマンスカーの一部の引退もまあ知られたところだ。
会社の終った後、軽い気持ちで小田急新宿駅に出掛けた。
19時台に2本のラストランがあるというのだ。






到着した頃はまだ人も少なめだったので、ほっとしていた。
最初には小田原からやってくる10000形HiSE車が最後の運転で入ってくるのだ。
その前に60000形が入線してきた。
60000形は千代田線からの直通に使われる新型特急車両だ。
東京メトロ線内を走るために車幅は狭い仕様だ。
練習を兼ねて撮ってみる。
この60000形が3/17から従前のRSE20000形に変わって、御殿場線の御殿場までの「あさぎり」にも
使用されるのだ。







10000形HiSE車が新宿に戻ってくる時間までには、ものすごい人が集まってきた。
まさかこんなにとは想像していなかった。
報道席は仕切りして作られていたので、眼の前に脚立や三脚が立つことはなかった。


目の前の人のカメラ液晶の画面にピントを合わせて1枚。
すかさず、電車に合わせにいく。








人が多いのも写真だ。
鉄道写真は人が入っていないのを良しとするのだが、人が溢れてる感じがラストランだ。







こうやって写真を見ると、目の前は女性なんだな。
そういえば、女性もかなり多く見に来ていた。
噂に違わず鉄道ファンに女性が増えているのを実感する。







ラストランの展望席のチケットを取るのは奇跡的なことだったに違いない。








停車。
10000形HiSE車と報道席。


10000形はハイデッカーで、階段があるためにバリアフリーでない。
東京都の条例などに引っ掛かるのだ。
まだそんなに古い車両ではない。まだまだ使える。
この編成も長野電鉄に譲渡されるぐらいだ。
しかし、都市部ではバリアフリーで駄目で、長野ではOKというのがなんだか不思議。








最後の運転。








そういえば写真の真ん中に見えるホームのカフェは、喫煙室があるのだ。
禁煙してしまったので、今は関係ないが、1年前なら大喜びだったに違いない。
ホームで喫煙ができる場所があるなんて、もはや見たことが無い。








報道席。

赤い絨毯は、花束贈呈の場所。









ご苦労様でした。
ありがとう。



(つづく)






SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS





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