Canon New FD 28mm/f2.0 という1979年デビューのレンズを最近は使いまくっている。
買ってから1か月も経っていない。
買ったのは6月14日だったか。
ということは、まだ10日も経ってないのか。
もう随分と撮ってるような気がする。
小型でよく写る。
このレンズを欲しくなったレビューをどこで読んだのか思い出せなかったのだが、
ようやくその本を発見した。
本棚の奥に有った。
「オールドレンズの新しい教科書」という本で鈴木文彦著。
2015年6月発売で、昨年の入院中にずっと見ていたのだった。
そこでの褒め方がすごかったので欲しくなったレンズなのだ。
買って正解だった。
通勤にも最適な小ささ、ホームぎりぎりでも電車を撮れる28mm。
開放2.0は夜にも強いし、広角なのに劇的にボケる。
文句が無い。
それが激安だったのだから。
最近の新型レンズは描写を良くするためか、あまりにも巨大で、
値段も平気で20万円から30万円ぐらいする。
もう普通の日本人が買える代物ではない。
だからAFしなくても、40年も前のモノでも、仕方が無く買うわけだが、
今のデジタルカメラだったら文句が無い発色だし、
SONYのαは小さいので、古いレンズにもちょうど合う。
そもそも小型でフルサイズでミラーレスでなければキヤノンのFDレンズは
使えないと言い切れる。
以前にも何回か書いたが、私はRAWで撮ったことはない。
JPEG撮って出しだ。
現像ソフトも、フォトショップも使わない。というか持っていない。
人間やナンバープレートを簡易ソフトでぼかし、リサイズはする。
だからデジカメが撮ったままだ。
ただし、露出補正は必ずする。
そんな安易な撮り方でも、この広角レンズはこういう風に写る。
素晴らしい。
28mmの描写とは思えないし、70年代のレンズとは思えない。
キヤノン恐るべしだ。
というか、キヤノンに感謝だ。
SONY α7Ⅱ、Canon New FD 28mm/f2.0