高城町で仙石東北ラインの快速に乗り継ぐ。
やってきたのはHB-E210系で、仙石東北ライン用に製作されたディーゼル・モーター車。
シリーズハイブリッドと呼ばれる方式で、ディーゼルエンジンで発電して、モーターを駆動して走る。
日産ePowerみたいな感じで、ディーゼル機関車では昔からあった方式。
快速だから石巻までは近かった。
沿線はずっと震災の津波で飲み込まれた地域。
特に野蒜駅周辺は被害が大きく、行違った上下の電車の話は有名だ。
石巻でキハ110系に乗り換え、女川まで海の近くを走る。
女川は津波にやられて全滅した町だが、綺麗に復興してきたようだ。
駅は全滅したので、200mほど内陸に立派な駅舎が立て直された。
HB-E210系シリーズハイブリッド車。
モーターで動くがパンタグラフは無い。
ローレル賞受賞。
車体構造はSustina。
この辺は震災で線路が流されたりして、ルートが山側に変更された。
山を登っていく感じ。
ここが移設された野蒜駅。
海の近くに有った旧野蒜駅は今は震災の遺構として残されている。
http://memory.ever.jp/tsunami/shogen_higasi-matusima.html
ここもルート変更し、高架になった区間。
鳴瀬川橋梁はフィンバック式。
横風防止なのだとか。
もうすぐ石巻。
昔、2回ほど来たことがある。
先に待ってた電車。
左が女川行き、右が小牛田行き。
乗ってきたハイブリッド車。
女川行き1643Dは小牛田始発。
万石浦
終点の女川駅が見えてきた。
女川駅は震災後に200m奥に作られた。
東日本大震災で女川はほぼ全滅したのだ。
旧女川駅に留置していたキハ47系は丘の上まで運ばれたのだった。
今回は折り返し時間が短く、街歩きはできなかった。
α7c、FE4-5.6/28-60
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