代々木上原で降りたのは理由がある。
高校生の頃に線路際の細い道を歩いた記憶があるから。
その道は人がやっとすれ違えるほどの狭い道で、途中に絵本の店があったり、
カフェがあった記憶がある。
最後には大きなモスクが見えた。
中庭が有って、イスラム教徒のような人々がお祈りをしていたのだった。
そんな43年も前の記憶を頼りに歩いてみた。
代々木八幡には長い広告がある。
今年35周年を迎えたNo.1紅茶ブランドによる、日本最長124メートルの交通広告。
カメラマンはおやまめぐみという広告写真のカメラマンだそうだ。
なんだかすごく気になってしまって、少しコピーさせてもらった。
モノクロの写真がたくさん駅に並んでいた。
飽きずに見てしまった。
さて、代々木上原に急がねば。
代々木上原の駅前。
なんだかすごい建物が見えてきた。
東京ジャーミーというトルコの建物で、
モスクがある。
中は自由に見学できる。
たくさんの人が見学していた。
カップルも多かった。
デートスポットでもあるように思えた。
モスクの中も自由に入れるし撮影も可。
ただし、女性は顔をスカーフで覆うこと。
でも大丈夫、入口にスカーフが置いてあるのだ。
イスラム教だからね。
すごく美しいのだ。
こんなモスクに入れるなんて。
お勧めだ。
礼拝中だけ写真はNG。
金曜に定例の礼拝があるようだ。
建設時には本国から職人が来たとのこと。
まあ日本人では無理。
売店やショップ、食堂もある。
これは近所の家。
トルコ国、公認の施設だ。
後で調べたら、私が高校生の頃に見たモスクは、この敷地にあった、前の建物。
東京回教学院という施設の建物で、1984年に閉鎖されたとのこと。
今の建物はトルコ共和国宗務庁の援助によってオスマン様式で再建され、2000年(平成12年)6月に開堂した。
この建物は食堂などが入っているようだが、最近完成したようだ。
以前は、木造の古いままの建物だったようだ。
東北沢に向かって小田急沿いに歩く。
高校生の頃の記憶の道は小田急沿いだったから。
しかし、複々線化されて、以前とは大きく変わってしまった。
狭い道は複々線の高架に飲み込まれたんだろうか?
見当たらなかったのだ。
住所で言うと大山というあたりだが、素敵な場所だ。
地下化された東北沢の駅に着いた。
そのまま下北沢まで歩くことにした。
線路が地下化されてどう変わったのか見たかったから。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
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