前回は父親の話を書きましたが、その父親の馴染みの深い町に最近行った時の写真です。
後年病気がひどくなり通院の関係もあって、父は谷中に住んでいました。
私もよく行きました。
谷中は第二の故郷のような場所です。
父親は町の至るところでお世話になっていたため、
私が谷中を歩いてもまだ覚えてくれている人に声をかけてもらえます。
「もう何年たったかあ?」「そんなになるか。」「あんたも父親になったか。」
下町的な情緒があり、人なつこい父親には住みやすい町であったはずです。
いろいろなお店や、定食屋、スナック、喫茶店のみならず、お寺にまでお世話になっていました。
父が死んだとき、勿論そのお寺さんに読経してもらいましたし、
その後もなかなか墓が見つからなかったので、一周忌もそこで御願いしました。
この前に行ったときは今にも雨が降りそうな天気でした。
でもこの町は私にとっては雨の印象です。
父親が最後に暮らした町、谷中。猫町、涙町。
気づかないうちに今日は「です・ます調」になっていました。
ただいま!
いろいろお世話になった喫茶店のマスターと奥さん。
3匹のマルチーズももう居ない。
谷中は猫が多い。
「あっ、つのだひろさんだ」
写真はすべてKONICA MINOLTA α7D/Super-Takumar 55/F1.8
後年病気がひどくなり通院の関係もあって、父は谷中に住んでいました。
私もよく行きました。
谷中は第二の故郷のような場所です。
父親は町の至るところでお世話になっていたため、
私が谷中を歩いてもまだ覚えてくれている人に声をかけてもらえます。
「もう何年たったかあ?」「そんなになるか。」「あんたも父親になったか。」
下町的な情緒があり、人なつこい父親には住みやすい町であったはずです。
いろいろなお店や、定食屋、スナック、喫茶店のみならず、お寺にまでお世話になっていました。
父が死んだとき、勿論そのお寺さんに読経してもらいましたし、
その後もなかなか墓が見つからなかったので、一周忌もそこで御願いしました。
この前に行ったときは今にも雨が降りそうな天気でした。
でもこの町は私にとっては雨の印象です。
父親が最後に暮らした町、谷中。猫町、涙町。
気づかないうちに今日は「です・ます調」になっていました。
ただいま!
いろいろお世話になった喫茶店のマスターと奥さん。
3匹のマルチーズももう居ない。
谷中は猫が多い。
「あっ、つのだひろさんだ」
写真はすべてKONICA MINOLTA α7D/Super-Takumar 55/F1.8
まるで遊びにでも来たかのように池を覗いたり鳩を追ったり近所のおばさんとお話したり。
どんな結果になっても受け入れられそうな、そんな気持ちになれたっけ。
父は糖尿病と10年間闘いました。
あれはひどい病気だ。
だから私も痩せる努力と運動をしてます。
遺伝するので。
谷根千は気持ちが和らぐ町です。
今でもよく行きます。
流石に谷中を知り尽くしていらっしゃる。
僕らの視点では観れないところから切り取って
しまうなんて、撮られる街の全てが生きてます。
こういう写真を観てしまうと、ちょっと次の
写真をどうしようかな? って、思うのです。
いやぁ~、参りました^^;
知った顔がたくさんあります。
親父が朽ちていった町なので、
寂しさもいっぱいなんですが。
そんな感じなので、レンズは私が小さい頃の
Super-Takumar 55/F1.8 で撮りました。
親父がペンタックスだったのです。
今は、その親父にも会ったことがない、うちの長男が、同じカメラを買ってます。