7日間ブックカバーチャレンジ
これは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」で、
参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。
本についての説明なしに表紙だけの画像をアップし、
1人のFB友達をこのチャレンジに招待します。
だそうだ。
有名な本じゃつまらないから、何回も読んだり見たりした本を載せる。
9日目
あれ、もう9日目か。まあいいや。
今回は「昭和電車少年」実相寺昭雄
実相寺監督はウルトラマンやウルトラセブンでも有名だった監督。
映画やTVで活躍した逸話も多い名監督で、いろいろな賞もとっている。
しかしずっと想い出に強烈に残っているのは、ウルトラセブンが町工場の2階の和室でメトロン星人と向かいうシーン。
夕日でオレンジなった工場の風景の中、モロボシ・ダンが歩いているとバックに野球中継の音がしたり、とにかく演出が細かい。
この『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」はプロデューサーから怒られたとされているが、私の中ではセブンの中での傑作。
実相寺監督はディテールに細かいように感じるのだが、もしかしたら鉄道ファンであったことが関係してるように思える。
TBSの先輩で、早大の先輩でもあったロンちゃん(吉村光夫)はともに社内で鉄道ファンで有名だったらしい。
この本は実相寺監督の幅広い鉄道ファンぶりに驚く。
路面電車も好きだったようだ。
古い建物や沿線風景の写真もたくさん掲載されている。
映画監督として好きだったのだが、この本で初めて鉄道ファンだと知ったのだった。
驚くのだが鉄道や廃線の写真で有名な丸田祥三氏との出会いも書いてある。
なんと次回はその丸田祥三氏の本を紹介するつもりだったのだ。
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