SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

神戸周辺私鉄の古い車両を巡る

2006-11-03 | 鉄道・バス
今回の関西行きは古い車両を撮るのをテーマにしていたので、
神戸でも山陽電鉄、神戸電鉄、阪神電鉄の余命の少ない車両ばかり
狙ってみた。


山陽電鉄は準大手私鉄だが使用される車両はとても立派で優れている。
速度も110キロ運転で相鉄などより立派。クロスシート車も多い。
特に一人がけクロスシート車は女性に絶大なる人気がある。
現在は姫路から阪神に乗り入れて大阪梅田まで直行する。
近い将来近鉄奈良線と阪神電車の相互乗り入れが開始されるが、
姫路から奈良まで広軌の線路でつながるのは楽しみでワクワクする。
写真の3000系3050型は1981年製でさほど古くはないが3000系そのものは
1964年がデビューなのでかなり古い。



須磨駅のホーム脇にある古い建物。
これは詰め所かなにかだったのだろうか?



山陽電鉄には阪神が姫路まで直通する。
以前は阪急も乗り入れていたのだが最近やめた。
楽しかったのだが。



これは珍車なのである。
3000系は基本は鋼製なのだが、一部にアルミ製がある。
この3619は鋼製なのだが擬似的にアルミのような白い塗装をしているのだ。
アルミ車と編成を組むために色を統一したのだ。後ろの2両はアルミ。1969年製。



次に神戸電鉄に向った。
ここにはクラシカルなスタイルの1100系等がいる。
1969年製にしてはとても古い感じがする。先の山陽3000系のほうがデビューが古いのだ。
古い感じなのだが山岳路線をグイグイ登るパワフルな高性能車である。
写真の1310は1973年製。スタイルの割には新しい車両。



このスタイル、なぜだか好きだ。









新開地駅風景



新開地からは阪神に乗車し梅田方面に向う。
日本で一番加速の良い通称ジェットカー。
各駅用だが駅間が極端に短いため後続の優等列車の邪魔にならないよう
ものすごい加速をする。
TV鉄腕ダッシュで人間と競争したのがこのジェットカーだ。
このジェットカーも残り少ないタイプ。
行き先が何と鉄製の板なのはもう見られないものだ。
懐かしい感じだ。
しかし阪神の車両はイメージとは違ってものすごく綺麗に整備されており
車体もいつもピカピカだ。洗車が好きなのだろうか?



これも板の方向板だ。
5314は1968年製でパンタグラフが車端側にある唯一の車種で勇ましい。
「普通」といったような種別の表示もないのだが、阪神は青色(通称青胴車)は
絶対に各駅停車なのは常識なので不要なんである。
武庫川駅にて。



武庫川駅は川の上にホームがある。東急二子玉川駅と同様だ。



武庫川駅には川の逆サイドに武庫川線がある。
7968も1968年製で大いに古い。



武庫川縁を歩くOLさん。
何でここを歩くのだろう。川の上には歩きやすい道があるのだが。



7961は1966年製。
ドアも片開きである。
尼崎駅にて。
この西大阪線は2年後から近鉄奈良線と相互直通運転を始めるが
その時には7961号車は廃車されているだろう。



撮影はKONICA MINOLTA α-7D AF17-35/F2.8-4.0、AF80-200/F2.8



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