3連休の最後の日は結婚式があった。
会社の若手男性の結婚式。
久しぶりだ。
ホテルに到着すると、さすがに若い人が多い。
20代のカップルだ。
それにしても新婦の友人がなんだかキャピキャピしているし、
髪型なども今風だ。
新婦は23歳なのであった。
今時の東京ではすこぶる若い奥様誕生だ。

とても美しい新婦なのだが、残念ながら顔なしにトリミングした。
お見せできないのが残念だ。

さあ、投げますよー。
新婦の親友が受け取った。
本当に嬉しそうであった。

今回持参したレンズは、
AF50mm/F1.4とAF100mm/F2.0の2本のみ。
いつもながら最小限だ。
どうせレンズ交換はあまりしたくない。
そのかわり、クリエイティブスタイル(画像スタイル)をいろいろ変えて撮った。
画像サイズはすべてMサイズだ。
さすがに人にあげることを考えるとLサイズというわけにはいかない。

式場カメラマンは女性で、やはりキヤノン。
40Dの2台体制。

式場カメラマン以外にデジタル一眼を持っているのは私以外にはどうやら1名。
ほとんどがコンデジだ。
私以外の1名が撮っていたカメラはα350だった。
その方が私のα900を見て話しかけてきた。
「それはα700ですか?」
「いえ先日購入したばかりの900でして・・・」
なんと新婦のお父様だった。
お互にカメラを交換したり、むかしのカメラの話をしたり。
すっかりカメラ談義。
その間、肝心の撮影が二人とも御留守になった。

新婦の仕事は会社の経理。
しっかりしているようだ。

ケーキへの入刀。
ケーキは手作り。
ネイルが今時である。

新婦がおかあさんにケーキを食べさせてあげるシーン。
今年できたウェディングホテルで、とてもスマートで洗練されている。
披露宴の進行もひじょうに現代風であり、必然的に招待客も
今風に振る舞うことになる。
要するに酔っぱらったり、暴露大会になったりしない。
むかしとは大いに違うのだ。

突然、一方の壁面が上に開く。
厨房が見える仕掛けだ。

和洋折衷の創作料理。
したがって箸でもOKだ。

新郎新婦からキャンドルが一人ひとりに移されていく。
むかしのようにテーブルに1本のキャンドルを湿らす悪戯にはならない。
なかなかである。

ケーキは新郎新婦から一人ひとりに直接サーブされ、デザートは
好きなものを好きなだけ選ぶ。
なかなか良い。
お色直しのドレスはピンク。
新婦が主役で、新郎は脇役。そもそも写真の枚数が必然的に違う。
どうせ会社でも会ってるわけだし。

新婦から両親への手紙の朗読。
ここで涙を流すのが一般的だが、彼女はしっかり普通に読んでいた。
最後に両家の両親と一緒に並んで挨拶でも新婦はしっかり。
新婦の父親だけが泣いていた。
わかる気もする。
SONY α900、AF50mm/F1.4、AF100mm/F2.0